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[4/11〜4/17の運勢]4月3週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

占い

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

霊感を出待ちする

今週のかに座は、怠惰に磨きをかけながら、インスピレーションがやって来るのを待っているような星回り。

現代の哲学者が仕事机で、書斎で哲学するのに対して、古代の哲学者は庭園で、市場で、見知らぬ道ばたで哲学していたという明瞭な違いがあり、そして後者はしばしば多くの時間を寝て過ごしていたために、人びとの目には怠惰に映ったものでした。

ただそれは、霊感というものが水平線の向こう側からやってくるものであることをよく知っていたからであって、彼らはただ寝ていたのではなく、思想を待っていたのだと言えます。

今週のあなたもまた、そんな古代の哲学たちを存分に見習ってみるといいでしょう。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

無常と永遠のはざまで

今週のしし座は、過ぎ去った日々との隔たりと繋がりとを、同時に感じていくような星回り。

『遅き日のつもりて遠きむかし哉』(与謝蕪村)という句のごとし。暮れそうで暮れきらぬ頃合いの気分はえも言われぬ不思議なものですが、特にすっかり咲ききった桜の花と薄明かりの空が重なって、桃色一色に染まるときなどは、どこか懐かしい場所へ時空が繋がっているような気になります。

作者もまた、やはり同じような薄明のなかで、こうして1日1日がつもり重なっては、かつて在りし日々がいつしか遠い昔となってしまったのだという実感が不意に湧いてきたのでしょう。

今週のあなたもまた、何か大切なものを失ってしまった喪失感とは裏腹に、知らず知らずのうちに別の何かを受け継いでいたことを実感していくでしょう。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

よりよき幻影を求めて

今週のおとめ座は、「2匹の魚」という舞台劇をみずから上演していくような星回り。

西洋では古くから魚はキリスト教のシンボルであり、「大魚に呑み込まれる」というアレゴリーもまた、エデンの湿った幸福を象徴するものの1つ。実際の現実では、それはしばしば人生に傷を負った恋人として現れ、彼らはあなたに現実的な助けを必要としながらも、同時に霊的な救済を申し出てくるのです。

そうした申し出は大変魅力的に映りますから、たいていの場合は喜んで相手に呑み込まれ、相手とあなたは、さながら互いにみずからの幻影を投影しあう2匹の魚のような関係に陥っていくことでしょう。

これは今週のあなたがハマり込みやすい、元型的なパターンに対する言及であり、そこであなたは「聖なる救い主」か「受難の犠牲者」のいずれかの役割、ないし両方の役割を交代がてら演じていくことになるはずです。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

気遣いからの回復

今週のてんびん座は、個人の魂を明確に際立たせていくための儀式に臨んでいくような星回り。

『目つむるとおのれ漂ふ花疲』(森川喜美子)という句のごとし。「花疲(はなづかれ)」とは、花見を終えて家路についたときや、帰宅後に感じる物憂く気だるい疲れのことで、ある種の放心状態のようなものとも言えるかもしれません。

てんびん座の人たちというのは、そうした気遣いの均等な配分に特に神経をつかう傾向が強く、ついつい自分が置いてけぼりになってしまうもの。その意味で、掲句に詠まれたような「おのれ漂う」体験とは、過剰になってしまった気遣いを丁寧に解除していく回復プロセスなのだとも言えます。

今週のあなたもまた、自分のなかの無意識的な不快感や無力感を取り去っていく時間を、確保していきたいところです。

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