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[6/6〜6/12の運勢]6月2週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

永遠の相の下で

今週のかに座は、あえて時代に逆行したやり方で、何かを伝えていこうとするような星回り。

西行法師と言えば、歴史を通して日本人に最も愛されてきた歌人ですが、正面からその姿や顔を描いたものはほとんどなく、その背中が見えるように描いたものばかりであることに気付きます。

ゆっくり足を運んでいる人や、とぼとぼ歩いている人を見ると、ああ、背中が歩いている、と思える。静かに笑っているような背中もあれば、いかにも身軽な背中もあるし、時にはどこか寂しそうな背中もある。

今週のあなたもまた、そんな風に背中で語るようにして、みずからの思いや見ている世界の豊かさを伝えてみるといいかも知れません。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

さみしさの響きが胸にこだまする

今週のしし座は、言葉以前の実感が堰を切ったように高まり溢れていくような星回り。

『蟇(ひき)歩くさみしきときはさみしと言へ』(大野林火)という句のごとし。掲句で詠まれているカエルは、言われてみれば確かにさみしさにジッと耐えているようにも思えます。

作者はきっと、そんな物言わぬ「蟇」の姿に、自身の胸に積もり積もった「さみしさ」や、それに代わる言葉にできない思いを重ねていたのでしょう。あるいは、自分自身を励ますつもりで、「蟇」に吸い寄せられるように近づいていったのかも知れません。

今週のあなたもまた、どうしようもなく惹きつけられるものを見つけたら、迷うことなく自分の方から近づいていくべし。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

至らなさを補い合う

今週のおとめ座は、いつも以上に哲学的対話に開かれていこうとするような星回り。

アンチ「はい論破」の試み。「論破」の対極にあるのが哲学的対話であり、それはまず「より善く生きる」ために、わたしに必要なものは何かを問うことから始まります。

ただ、そうした自問は多くの場合、慌ただしい日常のなかで中途半端なかたちで頓挫してしまう訳ですが、だからこそ、哲学的対話の場では、そんな自問自答の“至らなさ”を相互に補い合おうとする試みが求められるのです。

今週のあなたもまた、ここぞというタイミングでそうした試みに果敢にトライしてみるといいでしょう。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

自然に坐すということ

今週のてんびん座は、日常から少し遠く離れた文脈と繋がっていくような星回り。

『趺坐(あぐら)をしてをればおのれも梅雨深し』(脇村禎徳)という句のごとし。梅雨は農業、特に稲の栽培にとって重要であり、また、森の木々にとっても梅雨は“恵みの雨”なのだそう。

つまり、日本という国土の豊かさは、梅雨を受け入れることでその命脈が保たれてきたのであり、「梅雨の深みに趺坐する」というのも、広い文脈へとみずからを深め、繋がっていかんとすることを指しているのかも知れません。

今週のあなたもまた、自分にとって未知の文脈へと少しだけ開かれていくことになりそうです。

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