こんにちは、管理栄養士でヨムーノライターのmihoです。
暑くてじめじめした季節に心配なのが「食中毒」。特にお弁当は作った後すぐに食べるものではないため、注意が必要です。
今回は、2022年4月12日めざましテレビで特集されていた、食中毒対策をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
食中毒対策①ミニトマトはヘタを取る
お弁当の彩りとしてよく取り入れられるミニトマト。しかしミニトマトのヘタの部分は細かいくぼみがあり、水で洗っても細菌が残ってしまうことがあります。
またしっかり洗ったとしても、その形状から水分が残りがちで、食中毒の原因となることも。
彩りとしてヘタは残したいところですが、衛生面を考慮すると、ヘタは取ってお弁当に詰めるのが正解です。もちろんヘタを取ったらしっかり洗い、水気はキッチンペーパーなどでしっかり拭くのもお忘れなく。
食中毒対策②ハンバーグにはお酢を入れる
ハンバーグのようにひき肉をこねて作る料理は、お肉の表面についている細菌が内部まで入ってしまうなど、食中毒のリスクが高まります。
そこでハンバーグを作る際に、殺菌効果のある「お酢」を肉だねに加えることで、傷みにくくし、菌の繁殖を防ぐことができます。
めざましテレビでは料理研究家で食品保存アドバイザーの島本美由紀さんいわく、「お肉100gに対してお酢大さじ1」が目安だそう。しかし、お酢を加えることで少し心配なのが味。
お酢の割合が結構多めな印象なので、お酢の風味がハンバーグに残ってしまわないか、実際に作って検証してみました。
お酢入りハンバーグ工程➀肉だねにお酢を入れる
いつものハンバーグと同じ材料を用意し、こねる段階で、お酢を加えます。
今回は豚ひき肉250gを使用したので、お酢は大さじ2.5加えました。
こねる際はビニール手袋などを使い、素手でお肉を触らないようにするのもポイントです。
お酢入りハンバーグ工程②フライパンでしっかり焼く
先ほども書いたように、ハンバーグは内部まで菌が入っている可能性があるので、中までしっかり火を通すことが重要です。
表面に焼き色がついたら、蓋をして蒸し焼きにしましょう。中心まで短時間で火がとおるように、小さめに形成するのもおすすめです。
実食!お酢入りハンバーグの味はいかに!?
完成したハンバーグをソース無しで食べてみます。すると、お酢の味は全くしません!味わいや風味は、いつものハンバーグと一緒です。
加熱によって、お酢の酸味・風味は飛びますが、殺菌効果はしっかり残るので、ぜひ取り入れたい食中毒対策の一つですね。