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女性は「速筋」を鍛えれば痩せる!?遅筋繊維と速筋繊維について知ろう

美容

筋肉には「速筋」と「遅筋」の2つの種類がありますが、女性のボディメイクにおいては特に「速筋」が重要なんです!今回は、この2つの筋肉の特徴やどうして「速筋」を鍛えるとよいのか、速筋を鍛えるにはどんなトレーニングが行うべきかを紹介していきます。

軽い重りでたくさんの回数を行う

1kg、2kgのダンベルを持って、体が心地いい疲れを感じるまで肘を曲げ伸ばししましょう。負荷が軽いので始めの内は「遅筋線維」しか使われませんが、「遅筋線維」が疲れてきて休憩に入ると、その代わりに「速筋線維」が使われるようになります。

何度も回数を行うと力が入らなくなってきますが、そうした時には「遅筋線維」も「速筋線維」もフルに使われています。疲れを感じたということは「速筋線維」が使われている証拠ですよ!

・ジャンプトレーニングも有効!

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ジャンプスクワットのように、瞬発的な動作を行うトレーニングも「速筋線維」を鍛えるトレーニングとして有効です。瞬発的な動作を行う時は例外的に、「速筋線維」がメインで使われます。

もっと負荷が欲しい方へ♡超キツイけど楽しい「ジャンプスクワット」にトライ

「遅筋」を鍛えることにもメリットがある

疲れにくい体を手に入れられる

「遅筋」の代表として、ヒラメ筋というふくらはぎの筋肉が挙げられます。この筋肉は立っている時の姿勢を維持する働きを持っています。長時間立ち続けていると足が疲れてきますよね。それは立っている間ずっとヒラメ筋が活動しているから。

「遅筋」を鍛えておくと、「遅筋線維」の中でエネルギーを作るミトコンドリアが増え、より持久力に優れた筋肉になります。そのため、長時間立っていても疲れを感じにくくなります。

「遅筋線維」を鍛えるのは背伸び運動や腹筋運動のような軽い負荷でもできます。日頃から長時間立ち続ける仕事をしている方ならそれだけでも「遅筋線維」は鍛えられています。「速筋」だけでなく「遅筋」も意識して鍛えることで、日常生活の疲れを軽減することができます!

今回は「速筋」と「遅筋」の違いとは一体何か、女性のダイエットやボディメイクにはどうして「速筋」が重要かを紹介してきました。「速筋」を鍛えることで筋肉を大きくし、基礎代謝を高めボディラインを綺麗に見せることができます。「遅筋」を鍛えると疲れにくい体になります。それぞれにメリットがあるので、これら2つの筋肉の違いを意識して、トレーニングに取り組んでみてはいかがでしょうか。

text:中野卓
スポーツ栄養学を専攻する大学院生。現在はトレーニングによるミトコンドリアの適応を促進させる栄養素について研究を進めている。水泳は、選手歴10年以上。アロマテラピー検定1級取得。

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