部屋をよく片付けているのに、なぜか散らかるという悩みはありませんか? もしかすると、こんな間違った収納をしているからかもしれません。今回は整理収納アドバイザーのSamiaさんに、無意識にやってしまうNG収納法とおすすめな収納グッズを教えていただきます。
教えてくれたのは……Samiaさん
整理収納アドバイザー1級。家事をラクにするための収納アイデアを発信。
YouTubeチャンネル名:Samia片付け収納チャンネル
Instagramアカウント名:samia.housework
無意識にやってしまっていませんか?
スッキリと片付けたいのに、なぜかモノが散らかってしまうという経験はありませんか? 片付けても片付けても部屋が散らかるのは、収納方法が間違っているせいかもしれません。
そこで今回は、片付けられない人がやってしまいがちなNG収納法を5つご紹介します。NG収納の改善におすすめな収納グッズもあわせてご紹介します。
収納方法をひと工夫すると、自然と部屋が片付くようになりますよ。
NG収納法1 動作数が多すぎる収納
片手でワンアクションで取れるのが最もラクな収納方法です。この方法なら使ったあと戻すのもラクなので、モノを出しっぱなしにするのを防げます。
引き出しの中にモノを入れた場合
・引き出しを開ける
・モノを出す
・引き出しを閉める
という3つの動作が必要です。これも比較的ラクな収納方法ですが、戻すのはちょっと面倒ですね。忙しいときは出しっぱなしにしてしまうかもしれません。収納の動作数が増えるほどモノの出しっぱなしが増えるので、部屋が散らかりやすくなります。
フタ付きの収納ボックスを重ねて収納する場合
・上のボックスをどかす
・フタを開ける
・モノを出す
・フタを閉める
・上にボックスを乗せる
という5つの動作が必要です。
引き出しの中に収納ケースを入れるのも要注意!
・引き出しを開ける
・ケースを出す
・ケースを開ける
・モノを出して……
と7つの動作が必要で、これはかなり面倒……。
もしいつも出しっぱなしになっているものがあったら、動作数が多すぎるのかもしれません。毎日のように使うモノは、できるだけ片手でワンアクションで出し入れできる収納方法にすると、自然と部屋が片付くようになりますよ。
NG収納法2 中身がわかりにくい収納
白い収納ボックスは見た目はおしゃれなのですが、中身がわかりにくいのが難点です。その点中身が透ける収納ボックスなら、パッと見ただけで物の場所を把握できます。
ボックスを使い分けてメリハリをつける収納もおすすめ
わが家では、自分だけが使う場所は中身が見えないボックスで目隠ししてスッキリ。家族が使うところは見える収納にしてわかりやすく、というようにメリハリをつけて収納しています。