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京都でいち早く紅葉が楽しめる名所「三尾(高雄、栂尾、槙尾)」を歩こう!心ときめく人気紅葉スポット

旅行・おでかけ

秋も深まる11月、紅葉を求めてたくさんの人が集う京都に行ったら、三尾(さんび)と呼ばれる紅葉の名所を歩いてみましょう。栂尾、槙尾、高雄と点在する歴史ある寺社を彩る美しい紅葉・黄葉に心がときめきます!

清滝川を見ながら槙尾から高雄へ、紅葉・黄葉散策を楽しむ

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西明寺の裏参道から紅葉に包まれた灌頂橋と清滝川を見下ろす(2004年11月21日撮影)

西明寺の境内の奥には裏参道へつながる出入口があり、この裏参道を下りていくと、灌頂橋で清滝川を渡り、川沿いの道に出られます。

もし川沿いまで下りたら、ぜひ西明寺の方向を振り返ってみて下さい。お天気に恵まれれば、今見てきたばかりの西明寺の紅葉・黄葉が山間の緑と空に映える風景を楽しむことができますよ。

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槙尾から高雄へ歩く道の紅葉・黄葉。この先に高雄・神護寺への参道が待っています(2002年11月22日撮影)

この清滝川沿いの道は、槙尾から高雄へ向かう散策コースとなっています。途中までは車も通りますが、車止めより先はゆっくりと散策を楽しむことができます。

もちろん紅葉・黄葉も楽しめますので、沿道に出ているお店で団子でも食べながら散策を楽しみましょう。
さて、まもなく高雄に到着します。これから神護寺に参拝するのですが、ちょっとした頑張りが必要です。いざ、気合いを入れて向かいましょう!

《高雄/神護寺》長い石段と広大な境内に広がる紅葉・黄葉を堪能

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金堂へ続く神護寺の石段と紅葉(2004年11月21日撮影)

槙尾から清滝川沿いの道を10分ほど歩き、高雄までやってきました。高雄にあるのは神護寺(じんごじ、Googleマップ)です。

神護寺
Googleマップ

神護寺は平安京の遷都に力を尽くしたとされる和気清麻呂(わけのきよまろ)が建立した高雄山寺が前身の古刹。

弘法大師や最澄も神護寺に来ており、特に弘法大師は14年もの間、神護寺で真言宗を立ち上げるための基礎を築き上げたことから、神護寺は平安仏教発祥の地とされています。

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神護寺の参道は、右手の石段へ。ここから急勾配の長い石段が待ち構えています(2004年11月21日撮影)

清滝川にかかる高雄橋を渡ると、右手が神護寺の参道です。かなりの急勾配の石段が見えますが、神護寺の神域はこの山全体。この長い石段を上って参拝します。

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神護寺の楼門に続く長い石段と紅葉・黄葉(2002年11月22日撮影)

運動不足の体にはちょっと堪える長さではあるのですが、この奥に素晴らしい風景が待っていますので、気合いを入れて進みましょう。

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長い石段の途中にあるお休み処と美しい紅葉・黄葉(2002年11月22日撮影)

紅葉・黄葉を愛でつつ上がる石段の数は約350段ほど。途中には食事もできるお休み処がありますので、休憩をはさみながらゆっくり上がりましょう。

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長い石段を登りきった先、紅葉・黄葉が彩る楼門(2004年11月21日撮影)

高雄橋から20分強、石段を上がり切った先にあるのは、江戸時代に作られたとされる巨大な楼門。この楼門の手前でも紅葉・黄葉が楽しめるので記念撮影する方も多いポイントです。

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神護寺の境内から見た楼門と紅葉・黄葉(2004年11月21日撮影)

記念撮影が済んだら拝観料を納めて、この楼門をくぐりましょう。山の中にあるとは思えないくらい広大な境内が目の前に広がり、秋は紅葉・黄葉が境内を美しく彩ります。

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神護寺の金堂と紅葉(2004年11月21日撮影)

境内には、金堂や多宝塔、大師堂などの建物が点在しています。神護寺の紹介として良く登場する場所は金堂に上がる広い石段の下。石段の両脇を飾る鮮やかな紅葉に注目です。

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神護寺の多宝塔と紅葉(2004年11月21日撮影)

金堂まで上がると、その奥にある多宝塔と紅葉の組み合わせも楽しめます。絵になる場所ばかりなので、ゆっくりお詣りしてお気に入りのアングルを探してみて下さい。

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