前回、「時間の枠」についてお話しました。結論としては、時間術とは自由に使える時間を増やすことではなく、時間の枠内に入れる事柄の取捨選択術なのだということ。2回目となる今回は、ぼくが実際に子育てのために残業をなくし、それでも仕事の幅を広げるために実践してきた時間術をお話します。「睡眠時間は削りたくない」「朝3時とか4時に起きて勉強なんて無理」という、ぼくと同じのんびりさんの参考になればと思います。
かといって「時間がないから朝4時に起きよう」が、無謀なチャレンジなのは前回お話したとおり。
だから「取捨選択」が必要なんです。
やらなくていいことはないか?
他の時間にずらせることはないか?
時間の枠の中で、確実にできることをしっかりとやるほうが、ずっと時間と仲良くなれます。
最後に最も大切なこと。
それは、決めた時間割をまずは徹底的に守ること。
時間割なんて、いくら決めても無視してしまえば全く無意味です。
時間内に終わらない場合も、切り上げて、続きをいつやるか再調整していくようにします。
そうすることで、どんどん自分の時間見積もりが正確になり、時間の枠の中にどのようにしてやるべきことを入れていけばいいかが分かるようになります。
時間割は一度作って終わりではなく、何度も書き換えることに意味がある。
忙しい毎日ですが、ぜひ時間と仲良くなっていきましょう。