衣類ケアのコツ③「衣類が傷まない洗い方」
伸びが気になるニット類は、洗い方にもコツがあります。
・飾りボタンなどは全て留めておく
・ビーズなどが付いている場合は、絡まないように裏返しする
・袖を内側にして畳む
汚れが気になるところがあったら、外側にして洗濯ネットの大きさに合わせて畳む
・ストールなどのフリンジは内側にして畳む
・毛布などの大物は、畳み方にコツがあるので、正しく畳んでから洗濯機に入れる
ちょっとした工夫ですが、一度傷がつくと直すことが難しい繊細な素材だからこそ、洗う前の準備が大切なんですね。洗った後のお手入れのしやすさも変わってきそうです。
衣類ケアのコツ④「型崩れせずに衣類を保つための干し方」
洗濯後は、できるだけすぐに干しましょう。
脱水したら、軽くたたみ直してから叩いてシワを伸ばし、形や毛並みを整えて陰干しします。ウール類は、陰干しすることで黄ばみを防げます。
干し方にもコツがあります。参加した編集部も、揃って目からウロコだったアイデアをいくつかご紹介します。
・ニットはハンガー干しよりも、できれば「つり干し」がおすすめ(写真奥)
・ローゲージニットなどボリュームがあり、水を含むとさらに重く感じるものは「平干し」がおすすめ(中央)
・平干しネットがない場合は、ピンチハンガーを代用するのも一つの手(写真手前)
※型崩れしやすかったり、伸びやすいので、一度バスタオルなどに給水させてから平干ししましょう。
100均やスリーコインズ、ホームセンターなどで購入できる物干しグッズを使って、小物類も上手に干すことができます。
・ニット帽は、中にタオルを入れて、形を整えた状態で干す(上段)
・ローゲージマフラーや、ざっくり編みのマフラーは、伸びを防ぐために平干しします(中段)
・ストールは、ハンガーにかけ日陰でM字干しする(写真奥)
衣類ケアのコツ⑤「気持ちよく着るためのお手入れ」バタバタの朝も、時短でOK!
最後にご紹介したいのが、忙しい朝でもできる、衣類を気持ちよく着るためのケア。洗濯絵表示にアイロンマークがあるものは、「衣類スチーマー」を使うことができます。
ポイント①ハンガーにかけたまま!洗いにくい衣類をしっかり脱臭
「衣類スチーマー(2WAY)」は、360°安定してどの傾きからでもパワフルスチームが安定してたっぷりと出る、長い衣類でも裾までケアできる優れもの。
立ち上がりはたったの19秒!ハンガーにかけたまま、サッとシワ取りついでにニオイケアができるので、急いでいる時や、朝出かける前にぴったりです。(山下さん)
ジャケットやコート、ニットにつきやすいタバコやや焼肉などのニオイケアも、時短で可能であれば、こまめなケアができますね。
ポイント②衣類を傷めない!さらに洗濯後の除菌も
アイロン面でプレスもできたり(しかも生地が引っかかりにくいので傷がつかない!)、「高温、中温、低音」で衣類に優しい温度調節ができたりと、アイロンとニオイケアのハイブリッドなんです。
清潔に保ちたい衣類を、帰宅後スチーマー除菌できれば、子どもがいる家庭にも嬉しいですね。洗濯後の綿マスク、赤ちゃんの肌着などにも良いと思います。さらに、軽量で使いやすく、抗菌ハンドルも嬉しいポイント。
忙しい私たちの救世主!時短家電の「衣類スチーマー」を味方につけて、冬物衣類を手軽にケアするのも、大切な衣類を長く着るための一つですね。