ヨガレッスン中にインストラクターから言われる「胸を開いて」という言葉。胸をラクに開くためには、股関節の緊張をゆるめ、下半身を安定させることが重要です。人気ヨガティーチャーの鈴木伸枝先生に、壁を使って下半身を安定させる簡単ワークを教えていただきました。
ヨガジャーナル日本版編集部
「寄りかかり脱力」で胸をラクに開く
体側を伸ばすには胸の開きが鍵。壁や軽減アイテムを使い、下半身を安定させ、背中は楽に。猫背の原因となる股関節の緊張をほぐすと胸が開きます。
HOW TO
(photo by SHOKO MATSUHASHI)
壁に寄りかかり、クッションを伸ばした足の膝下へ。丸めたブランケットを曲げた脚の太腿のつけ根下へ。顔は上方向に向け、上体を開くように軽くツイスト。反対側も同様に行う。
これはNG
(photo by SHOKO MATSUHASHI)
下半身が不安定なぶん全身に力が入り、胸は下がりぎみ。
教えてくれたのは・・・鈴木伸枝先生
鈴木伸枝パーソナルヨガスタジオ主宰。不調に気付いて心身をベストコンディションに戻す、「調整力を引き出すヨガ」を教えている。ヨガインストラクターの育成にも携わり、1000名以上を輩出。