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[1/23〜1/29の運勢]1月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

isutaでは今週も、SUGARさんが贈る週間占いを配信。

2023年上半期の占いも公開しているので、ぜひ併せてチェックしてくださいね♡

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今週の星座占いを全文読みたい方はこちらをタップ

今週のおひつじ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

変化の過程に坐す

今週のおひつじ座は、自分の意志とは無関係なところで、自分の身にふりかかってくるものをきちんと見定めていくような星回り。

恋愛相談で一番困る相談と言えば、「どうして好きになってしまったんでしょう?」というものでしょう。人を好きになるのは、想定外の状況の最中で何だか判別のつかない感情が、その人を<場>として立ち現れてくるものだから。

これを捉えるには、能動態―受動態ではなく、より自然展開的な中動態と呼ばれる古い用法を頭においておく必要があります。能動態の主語が、動詞によって引き起こされる過程に巻き込まれることなく、その外部で元のままであり続けることと対比してみると、幾らか分かりやすいはず。

あなたもまた、能動態とは違って、それによって変わりたい、影響をこうむりたい、という心理を含んだ動詞に身を任せていくべし。

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今週のおうし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

生きてるって何だろ?生きてるってなあに?

今週のおうし座は、動物的な嗅覚で人の生き死にを嗅ぎ分けていくような星回り。

『いきいきと死んでゐるなり水中花』(櫂未知子)という句のごとし。この句は、水中花がたとえどんなに美しく見えようとも、しょせん造花に過ぎないことの哀れさを詠ったものです。

近年は映画や漫画、アニメの世界を中心に、ゾンビのような存在が爆増。そうしたゾンビの一番の特徴は、その性質が伝染していく点でしょう。仲の良かった人や、自分自身さえもゾンビになるかもしれないという恐怖は、情報化社会における価値観の異なる「他者」への恐れを反映したものとも言えるように思います。

あなたもまた、掲句の作者や童話の子どものごとく、生きているフリをしているゾンビたちとは一線を画す生命力を取り戻していくべし。

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今週のふたご座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

起きた子を寝かせる

今週のふたご座は、誰も見ていないところでひとり正気に戻っていこうとするような星回り。

「地道に生きる」ことがますますバカにされるような風潮が増している昨今ですが、昔はそうして地道な生き方から外れることを「気がふれる」などと表わしたものでした。

好きなことをして食べていくことが、もてはやされている。それ自体が「蛇化ける」ことに他ならず、社会全体において必ずどこかで「しみじみする」ことが足りないのではないか、という形で帳尻を合わせる必要が出てくるものなのではないでしょうか。

あなたもまた、作家の車谷長吉の「『しみじみした』ところでのみ、人は私(ひそ)かな自信を持って生きることが出来るということだろう」という一文を骨身に沁みて感じていくことができるはずです。

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