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<体質別ダイエット>効率的に痩せたい!プロ監修のタイプ別痩せ習慣とは

ダイエットをしているのに痩せない!と感じている方は少なくないはず。もしかしたら、自分の体質とダイエット法がマッチしていないせいかもしれません。まずは太りの要因となる体質を知ることが大切。今回は体質セルフチェックとおすすめのダイエット法&漢方薬について、あんしん漢方の薬剤師、稲嶺千春さんに伺いました。

ダイエットに漢方薬が活用できるって本当?

photo:photo-ac
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ダイエット成功の近道は、自分の体質や自分に合ったダイエット方法を知ることです。

漢方の考えでは、からだは「気(き)」・「血(けつ)」・「水(すい)」の3つの構成要素で支えられていると考えられます。そのバランスを崩すと、太りやすくなったりと不調をもたらすとされています。
ダイエットの基本は、食事の工夫や適度な運動ですが、自分がどの体質なのかを知ることで、効果的なアプローチが可能になります。
加えて、漢方薬は太りやすい体質を根本から改善するので、食事や運動と合わせて使うことでよりダイエット効果が高まると考えられます。

また、漢方薬にはたくさんの種類があり、個人の体質との相性で効き目が左右されます。次の章で詳しくみていきましょう。

まずは自分の体質をチェック

photo:unsplash
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まずは、漢方の考えにおける体質の種類をチェックしましょう。次の4種類のチェックリストのうち、一番チェックがついたものがあなたの体質です。

イライラしやすい「気滞タイプ」

気滞とは、感情の激しい変化やストレスなどにより、からだのエネルギーが滞った状態のことをいいます。

・気分に波がある
・ソワソワすることが多い
・ストレスの発散が苦手
・喉のつかえ感がある
・お腹の張りや吐き気を感じやすい

気滞タイプの方は、繊細でストレスをためこみやすい傾向があります。

疲れやすい「気虚タイプ」

気虚とは、体内のエネルギーが不足している状態をいいます。

・疲れやすい
・胃腸が弱い
・だるさを感じることが多い
・食欲がない
・風邪をひきやすい

気虚タイプの方は体力が弱く、動くとすぐに疲れてしまう傾向があります。

月経痛を感じやすい「於血(おけつ)タイプ」

於血とは、血流が滞っている状態をいいます。

・月経痛がひどい
・経血に塊が混ざっている
・肩こりに悩んでいる
・吹き出ものができやすい
・冷えを感じやすい

於血タイプの方は血行が滞りやすく、肌トラブルやこりを感じやすい傾向があります。

暑がりな「湿熱タイプ」

湿熱とは、暴飲暴食などが原因で、からだに余分な「水」や「熱」がたまった状態です。

・暑がりで汗をかきやすい
・便秘になりやすい
・残尿感がある
・ニキビや吹き出ものができやすい
・暴飲暴食しがち

湿熱タイプの方は1年を通じて汗をかきやすい傾向があります。

<タイプ別>おすすめのダイエット方法

photo:unsplash
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ここでは、さきほど紹介した体質ごとのおすすめのダイエット方法と、漢方薬を紹介します。

気滞タイプにおすすめのダイエット法と漢方薬

気滞タイプの方はストレスがたまりやすいので、つい食べてしまう「ストレス食い」の傾向があります。また、代謝の低下やむくみやすいという特徴も。

ストレスをため込まないように入浴でリラックスしたり、野菜や海藻を普段の食事に取り入れたりしましょう。野菜や海藻に含まれるカリウムには、むくみを予防する効果が期待できます。

気滞タイプのダイエットには、以下の漢方薬がおすすめです。
・大柴胡湯(だいさいことう)
気の巡りを促してストレスを低減させ、ダイエット中のイライラや、ストレスによる過食にも働きかけます。ストレスで食欲が増してしまう、便通が悪くがっちりした体型の方におすすめです。

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