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洗濯しても落ちない“加齢臭”の原因「皮脂油」がしっかり落ちる!正しい洗剤選びと洗い方

ご自身やご家族、周りの方の「加齢臭」が気になることはありませんか?実は加齢臭は男性だけのお悩みではなく、女性の方でお悩みの方も多くいらっしゃいます。加齢臭対策には、身体を清潔に保つことが大切ですが、衣類に染み付いたニオイをお洗濯でしっかり落とすことも大切です。この記事では、お洗濯で出来る解消法をご紹介します。

加齢臭は普段の洗濯では落とせない?!

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柔軟剤などの香りでごまかさず、ニオイの元からしっかりお洗濯で落としましょう!

洗濯をしたはずなのに、衣類から加齢臭を感じ、お困りの経験はありませんか?
加齢臭のニオイの元となる皮脂油とタンパク質汚れは、水に溶けにくい性質の汚れとなります。
そのため、お洗濯をしても皮脂油・タンパク質汚れが衣類に残ってしまい、それが蓄積し酸化することで、加齢臭や黄ばみ・黒ずみの原因となります。

この落としにくい皮脂油を落とすためには、「洗剤選び」と「温水洗い」がポイントとなります。

皮脂汚れを落とすなら、アルカリ性粉洗剤

毎日お使いの洗剤が何性の洗剤か、ご存知ですか?
加齢臭対策におすすめなのは、皮脂油を落とす「アルカリ性洗剤」です。

皮脂油汚れの元の成分である酸性とは相反する、アルカリ性の洗剤を使うことで、化学的に中和反応が起き、汚れが溶け落ちるようになります。
液体洗剤よりも粉末洗剤の方が、洗浄成分が高濃度に配合されているため、皮脂汚れにお困りの方は、弱アルカリ性~アルカリ性の粉末洗剤の使用がおすすめです。
「ニオイがなかなか落ちない」とお悩みの方は、お使いの洗剤をご覧になってみてください。もしかすると中性洗剤をお使いかもしれません。

温水洗いが効果的

食器の油汚れを洗う時、お湯を使うと汚れ落ちが良くなるのと同じように、皮脂油を落とす時には水よりもお湯をお使い頂くのが効果的です。
40℃以上のお湯を使うことで、皮脂油が溶け出しやすくなり、洗剤の効果も発揮されやすくなるため、ニオイの元からしっかりと落とすことができます。

洗濯機で洗う場合

お湯で洗濯ができる洗濯機をお持ちの場合は、温水を使ってのお洗濯がおすすめです。
洗濯機でお洗濯をする際は、衣類の詰め込みすぎに注意が必要です。
しっかりと洗えるよう、洗濯物の量は7~8分目を目安にしましょう。

つけ置き洗いをする場合

40~45℃程のお湯に、アルカリ性洗剤・酸素系漂白剤をよく溶かし、洗浄液に衣類がしっかりと浸かるようにして、1~2時間ほどつけ置き洗いをします。

その後、洗濯機にかけ、すすぎ2回以上でお洗濯をし、洗濯後はすぐに乾かします。

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フチから滑り込ませると、空気が抜け、しっかり沈みます

温水洗いの際の注意点

・繊維を傷めたり、縮みの原因となりますので、桶マークの中の数字(液温の上限)を必ず確認し、生地に合った温度のお湯を使用してください。
・ウール・ニットは縮む恐れがあるため、温水洗いはお控えください。
・化学繊維(ポリエステル、アクリル、ポリウレタンなど)は、熱に弱い性質があるので注意が必要です。

動画で解説:頑固な服のニオイの落とし方・完全版

加齢臭を予防するために

ニオイが気になる衣類はすぐ洗濯!

加齢臭が気になる衣類は、着用後できるだけ早く洗濯をし、皮脂油を落としましょう。

ニオイは目に見えない汚れなので、放置すればするほど酸化し、きつくなっていきます。また、放置している間に他の衣類と接触していると、その衣類にもニオイが移ってしまいます。

食事・運動など生活習慣も見直しを!

丁寧にお洗濯をしても、残念ながら身体から出るニオイの根本的な解決にはなりません。
加齢臭を抑えるため、生活習慣の見直しも大切です。

・食事面:動物性脂肪の取りすぎに注意し、酸化を抑制する食べ物(柑橘類・かぼちゃ・アーモンド・豆乳など)を食事に取り入れましょう
・汗腺トレーニング:ストレッチ・ウォーキングなどの適度な有酸素運動や、湯船に浸かり汗をかきましょう
・精神面:適度にストレスを発散し、コントロールしましょう

「ニオイ」という見えない汚れだからこそ、多くの方がお悩みを抱えていらっしゃいます。
身体から出るニオイを変えるのには時間を要するかもしれません。
衣類のニオイをなくすことは、明日からでもすぐにできることです。
まずは衣類のニオイをスッキリと落とし、ニオイのストレスが軽減されると嬉しいです。

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