奥には、ミシンなど作業に必要な道具を置いたアトリエスペース。
小さなキッチンには、おけるサイズのテーブルが見つからず、テーブル足を購入し、天板をカットしてもらって小さなダイニングテーブルを自作。
小さな空間に「ほしいもの全部」を詰め込んで、ノスタルジックな世界観の素敵なお部屋をつくられていたリネンさん。狭いからと諦めず、工夫やアイディアでこんなふうに暮らしてみたい、と憧れるお部屋でした。
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■ROOM4. 【8畳ワンルーム】なんと家賃は4万。ストーリーのあるものと暮らす
築35年、家賃4万円の8畳ワンルーム。北欧デザインの名作家具や照明と、思い入れのあるアイテムだけを厳選して豊かに暮らす、一人暮らしのお部屋を拝見しました。
必要最低限のものでつくる、リラックス空間
まひろさんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、家賃4万円の築35年のワンルーム。よくある1K・ワンルームのように、玄関を入ると廊下やキッチンがあるのではなく、入るとすぐに開放感のある居室につながっているちょっと変わった間取りに惹かれて、一人暮らしのスタートにこの部屋を選ばれました。
お部屋の広さは8畳ほどで、日当たりの良さも気に入っているポイント。とても静かな環境で、窓の外には大家さんが手入れしてくれている緑豊かなお庭が望めます。
ご飯を食べたり、自宅でのお仕事もされるサークルテーブルは、一番の眺めの良い場所に置かれています。
必要最低限のものでの暮らしを心がけていらっしゃるというまひろさん。部屋にテレビは置かず、洋服なども少ないため、部屋に置かれている主な家具は、ダイニングテーブル、チェア、そして窓際のいくつかの植物だけ。
家賃はなんと4万円とかなりミニマムなものの、ゆとりがあり、小さいけれども落ち着いて過ごせる、あたたかな空間をつくられています。
「ストーリーのあるもの」と暮らす
部屋の主役は、ダイニングを優しく照らす「VL45ラジオハウスペンダント」。1940年代にデンマークの国営ラジオ局のために、デンマーク人建築家ヴィルヘルム・ラウリッツェンがルイスポールセンと共同で製作したもの。