1年中栽培されているキャベツ。春夏秋冬で異なる魅力があります。今回は旬の春キャベツについておすすめレシピと一緒に紹介します。これを読んだらスーパーで春キャベツに手が伸びること間違いなし?!
春キャベツを食べよう!
季節で違うキャベツの特徴
春キャベツは巻きがゆるく葉がやわらかいのが特徴で、サラダなど生でおいしく食べられるのが魅力的です。
一方、冬キャベツは葉がギュッと巻かれていて甘みがあることから、煮込み料理によく使われます。夏に出回っているのは高冷地で栽培される夏秋キャベツです。
季節ごとに違った魅力があるキャベツ、すばらしいですね。
【今日から使える】おいしいキャベツの見分け方
キャベツを買う時、どんなことに注目していますか?
カットされたキャベツを購入する場合は、まず切り口に注目しましょう。みずみずしく変色していないものを選ぶのがコツです。
さらに季節ごとに見分け方を変えていますか?
前節で紹介したように、各季節で異なるキャベツの特徴があるので、見分けるポイントも変わってきます。
春キャベツは巻きがふんわりしており、軽いものを選ぶようにしましょう。
一方、春キャベツ以外は葉が密になっているものが良品なので、ギッシリと重いものを選ぶとよいでしょう。
【ひと手間が大切】キャベツのおいしさを長持ちさせるには…
買ったキャベツ、そのまま野菜室に入れていませんか?保存方法を工夫するだけでおいしさが長持ちします。
キャベツを丸ごと購入した場合はビニール袋に入れましょう。カットされたものを購入した場合は、切り口をラップでおおい、野菜室で保存するとよいです。
すぐ使い切らない場合は、芯をくり抜き、くり抜いた部分に湿らせたキッチンペーパーなどを詰めておくと、より長持ちします。
【ビタミンたっぷり】キャベツの栄養学
キャベツから発見されたビタミンUとは?!
キャベツで特徴的な栄養素として「ビタミンU」が有名です。キャベツから発見されたビタミン様物質で別名「キャベジン」とも呼ばれています。ビタミンUは胃腸の不調を予防・改善する働きが期待されています。
またビタミンCやカロテンも豊富です。外葉と芯の周りにビタミンC、外葉にカロテンが多く含まれるので、各部位しっかり召し上がるようにしましょう。
春キャベツをおいしく食べたい!おすすめレシピ5選
春キャベツとクミンのビネガー和え
春キャベツのやわらかさを感じられるレシピがこちらです。
肉・魚料理に合います。パンに挟んでもおいしいので春のピクニックのお供にもできます。
春キャベツを加熱しないので、熱に弱いビタミンが失われにくいのもうれしいポイントです。
フライパン一つで出来る!春野菜のスープパスタ
春キャベツでパスタをおいしくいただくならこちらのレシピ!
春キャベツやスナップエンドウで春らしい彩り豊かなスープパスタです。フライパン1つで調理できるので、テレワークでのランチなどでもオススメ!スープにすることで、水に溶けやすいビタミンも逃がすことなく、しっかり摂取できます。
春野菜のはるさめスープ
春キャベツをスープで楽しむならこちらのレシピはいかがでしょうか?
ビタミンたっぷりのスープです。こちらもスープなので、水溶性のビタミンをしっかり摂取できます。春雨で満腹感を得られるのでダイエット中にもおすすめです。
ふわふわ卵と春キャベツの中華炒め
ふんわりした卵と春キャベツが相性抜群のこちらのレシピ!
加熱時のポイントは、サッと素早く行うことです。そうすることで、熱に弱いビタミンが失われにくくなりますよ。
春キャベツの塩辛ガーリックソテー
こちらのレシピ、副菜はもちろんおつまみとしても楽しめます。
春キャベツのソテーはアンチョビがよく使われますが、こちらのレシピは塩辛を使っています。一度食べたら、やみつきになること間違いなし?!