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昼や夕方まで干すのはNG。花粉症の人は知っておきたい「花粉が付きづらい洗濯のポイント」

ライフスタイル

洗濯研究家の平島利恵です。ぽかぽかと暖かい春の訪れとともに、辛い花粉のシーズンがやってきました。大変な花粉シーズンを乗り切る、正しいお洗濯方法と、部屋干しのポイントをご紹介します!

花粉の季節のお洗濯のコツ

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よく・早くお洗濯する

花粉の時期は、衣服や寝具をよくお洗濯することをが大切です。
家に入る前に洋服を払い、外出後は新しい衣類に着替えたり、花粉がついた衣類を早めに洗濯したりして、家の中に花粉を持ち込まないようにすることが大切です。

柔軟剤で付着防止

花粉は静電気により引き寄せられ、衣類に付着します。
そのため柔軟剤を使用し静電気を抑えることで、花粉の付着を防ぐ効果があります。
静電気防止スプレーを使用もおすすめです。

外干しをする時のコツ

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花粉症の方はこの時期、外干しよりも、室内干し・乾燥機の使用がおすすめです。
どうしても外に干したい場合は、以下の点に注意することで、花粉の付着を減らすことができます。

午前中、早い時間だけ

スギ・ヒノキ林からに飛散した花粉は、郊外・都市部では11時~14時頃に1度目の飛散ピークを迎えます。
その後、空気が冷える17時~19時頃になると、花粉が地上に降りてくるため、2度目の飛散ピークとなります。

外干しをする際は、時間帯を避け、早く取り込むことが大切です。

軽く乾かしてから

湿ったシーツは乾いたシーツと比べて、2倍もの花粉が付着するという実験結果が出ています。
濡れた洗濯物をある程度室内で乾燥させてから外干しすることで、花粉の付着を抑えることができます。

取り込む前に振り落とす

洗濯物に付着した花粉の4〜6割は、手で振り落とすことで落とせると言われています。
その際は、軽く振り落とすことが大切です。洗濯物を叩いてしまうと繊維の中に花粉が入り込んでしまう可能性があります。

部屋干しをする時のコツ

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エアコンの除湿機能やサーキュレーターを活用しましょう

室内の花粉を減らす

衣類などに付着した花粉は、室内にも持ち込まれます。
そのため、部屋干しの前には空気清浄機で室内の空気をキレイにしましょう。

部屋干し臭を防ぐ干し方

部屋干しをする際に生じる嫌な臭いは、実は洗濯物に付着した雑菌によるものです。
部屋干し臭の元になる、雑菌の繁殖を防ぐためには、洗濯後にはできるだけ早く衣類を乾かすようにしましょう。

衣類を早く乾かすためには、以下の4つのポイントがあります。

1.脱水時間を長く設定する
2,洗濯物同士の間隔は、こぶし一つ分程度空ける
3,サーキュレーターなどで洗濯物に風を当てる
4.室内を除湿する

これらの対策を行うことで、雑菌の繁殖を抑え、衣類の嫌な臭いを防ぐことができます。

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洗濯物同士の間隔はこぶし1つ分

動画で見る:部屋干し臭が激減する方法

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

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