ユニークなキッチングッズを毎回ひとつご紹介する本企画。今回取り上げるのは、ハンドルをクルクル回すだけでちょっとむずかしい飾り切りができちゃうアイテムです。これさえあれば、きゅうりもジャガイモも大根も、あっという間にスパイラル!屋台で見かけるトルネードポテトだって簡単です。
macaroni編集部
「くるりんカッター」で野菜がくるりん♪
今回注目したのは野菜を楽しく飾り切りできる「くるりんカッター」。きゅうりも大根もにんじんもジャガイモもくるんくるんのらせん状に変身させるおもしろキッチングッズです。使い方は簡単で、美しくスパイラルした野菜を誰でも簡単につくれると評判!いったいどういう品なのか、さっそくご紹介します。
ハンドルを回すと野菜がスライスされていく
こちらが「くるりんカッター」。パッケージの裏書きには、「直径約3cmから10cmの野菜に適しています」と書かれています。細いものならきゅうりくらい、太いものでは大根くらいなら使用できるということですね。
使うときはらせん部分の先端を野菜の中央に挿し込み、根元まで入ったらハンドルをつかんで時計回りにゆっくりと回します。すると、らせん部分がどんどん奥へもぐり込み、回転する刃が野菜に食い込んで、くるりんくるりんと切れていくというわけ。
どんなふうに切れるかは、今回も動画でご確認を。相当に不器用な人でも1回見れば使い方をマスターできるはず。
ちなみに本体はABS樹脂製で、刃部分も素材は同様です。子供に使わせたとしても、指を切ってしまうようなトラブルはそうそう起こらないかと思います。
なお、耐熱温度は-20度から80度まで。まさかやらないだろうとは思いますが、電子レンジやオーブンに入れたり、沸騰したお湯に浸けたりはしないでくださいね。
パリパリホクホク!おウチでトルネードポテト
縁日の夜店で見かけることの多いトルネードポテト。屋台で買うと数百円もっていかれてしまいますが、自宅でつくるならその数分の一の費用で揚げたてを楽しめます。
くるりんカッターでジャガイモをスライスしたら、真ん中に串を打ち、フライパンで揚げ焼きに。味付けは、シンプルに塩だけか、スパイシーに仕上げたいならコショウやその他のスパイスをかけてもいいでしょう。揚げたてにチーズをかけてもおいしい!
スパイラルきゅうりをサラダの彩りに
ふだんのメニューの彩りに使うのもおすすめです。くるりんカッターでスライスしたきゅうりや大根をサラダに加えれば、ふだんとは印象の違うひと皿に。重ねたりねじったりして形を変えて、いろいろアレンジしてみましょう。
「くるりんカッター」で上手にくるりんするコツ
くるりんカッターを使ってみて、いくつか気づいたことがあります。
ひとつは、切り進めていくとらせん状になった野菜が邪魔になり、ハンドルを回しづらくなること。対策は、ハンドルではなく野菜の側を回す。むしろそちらで作業したほうが楽にスライスできるという印象でした。
もうひとつは、やわらかいもの、水分量の多いものはカットしづらい(またはできない)ということ。今回、上画像のレモンのほかにもいろいろな野菜、フルーツで試してみましたが、基本的には根菜のようにしっかりとした堅さのものと相性が良いように思います。とはいえ、レンコンではすぐに割れてしまったので、その限りというわけでもないのですが。
みんなで「くるりん♪」で食卓が華やかに
包丁でもできないことはないですが、ちょっとコツがいるこの切り方。ハンドルを回すだけでこんなにキレイにスライスできるだなんて、本当に驚きです。使い方は簡単だし、らせん状に切れた野菜が長くなるのがうれしくて、やればやるほどヤミツキに……。身近にある野菜すべてをくるりん♪したがっている自分に気づき、ちょっとだけ怖くなりました。
くるくるになった野菜は見た目もユニークで、食卓の彩りにぴったり。みんなでくるりんカッターのハンドルや野菜を回して、笑顔あふれる食卓づくりにぜひ役立ててくださいね。
商品情報
くるりんカッター
■販売元:小久保工業所
■参考価格:150円(税別)※公式オンラインショップ