こんにちは、くふうLive! ライターで、年72万円の食費節約に成功した海老原葉月です。
6月から3300品目も値上がりして、この状態がしばらく続いています。「家計が崩壊するー!」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は実際に私が実践してみて、効果絶大だったと思う節約術をご紹介します!
冷蔵庫は家計の鏡
みなさんの家にある冷蔵庫は、今どんな状態ですか?食材がパンパンに詰まっている?それともしっかりと使い切って、すっからかんでしょうか?
節約を始めた当初、まず初めにメス入れしたのは冷蔵庫でした。当時の我が家の冷蔵庫は、どこになにがあるのか全くわからないほど、食材がパンパンに詰まっていました…。潰れて傷ませたり、賞味期限切れで廃棄したり。これでは全くもって節約になりません。
しかも!パンパンに詰まった冷蔵庫では、冷気が周りにくく、電気代もかかってしまします。あのムダだらけの冷蔵庫をもっと早く見直していれば、いったいどのくらい貯蓄できていたのか…(涙)。
冷蔵庫は今の家計管理を映し出す場所。隙間がないほど食材が詰まっている家計は、赤字になりやすく、逆にすっきりと整理されている家計は、無駄な支出がないはずです。
コンビニスイーツやお惣菜がたんまりとはいっていませんか?賞味期限が切れた食材ははいっていませんか?最後につかったのがいつかもわからない調味料はありませんか?
これらを減らすだけで、月5,000円は節約できますよ◎
ルールを決めて楽しむ“外食”
節約を始める前は、週末の昼・夜ごはんは外食をしていました。「おでかけついでに済ませたい」「冷蔵庫になにもないし」と、自炊をサボるための言い訳を並べるのが得意だったんです(笑)。
回数が多い分、フードコートやファストフードなどなるべく安く済むお店を選んで、贅沢をしないようにしていました。
でも、よくよく考えると、この努力はあまり意味がありませんでした。
1回の外食は、どんなに安くても家族4人で3,000〜4,000円ほど。これを毎週末続けると、週末4週分で32,000円…!いい金額ですよね。
当然ながら、飲食店で支払う金額には、食材のほかに人件費や光熱費、家賃なども含まれています。自炊は作る手間がかかるけど、その分支出は大きく抑えられます。
現在は月に2回ほど外食をしています。以前のようになんとなく妥協して外食するのではなく、家族みんなが大好きなお寿司やラーメンを食べるのが定番です。好きなものを食べると、心も満たされます。
全く外食をしないとなると息が詰まりますが、月に2回などルールを決めることで、楽しみを残しながら節約を続けられています。その結果、ひと月24,000円ほど節約できるようになりました。
それでも、どうしてもごはんを作る気力が湧かない時もあります。そんなときのために、冷凍ご飯を欠かさずストックしています。
これに、 納豆やキムチなどの“ごはんのお供”と、カットして冷凍している野菜を入れた具だくさんのお味噌汁があれば、不思議と満足できるんです。
“お得”な誘惑にはなるべく近づかない
食材の買い出しは、週末のまとめ買いと、週半ばのドラッグストアでの買い足しの2回に収めています。
私、とにかく“特売”や“セール”、“限定”という、いかにもお得なワードに弱いんですよね。以前は毎日のように、どこかへ行ったついでにスーパーに寄り道をして、特売品をチェックしていました。買う予定がなかったものを「お買い得だから」という理由だけで、うっかり購入していました。ストックや予算の残高も考えずに購入していたら、赤字になるに決まっていますよね。
こういった誘惑に打ち勝つために閃いたのが、“買い物回数を減らす”ことでした。極力特売コーナーに寄りつかない、さらにはチラシをみるのもやめたことで、安定して食費管理ができるようになりました!
日常をじっくり振り返ることが節約につながる
今回は、私が実際にやってみて、節約効果が高かったものを3つご紹介しました。どれも、“今まで当たり前だと思っていたこと”を、俯瞰してじっくりと振り返ってみたところ、気がついた“ムダ”でした。無意識に習慣化していることってたくさんありますよね〜。