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[岐阜県美濃市]美濃和紙とうだつの上がる町並みで、歴史と伝統を体感!

旅行・おでかけ

岐阜県外からも多くの観光客が訪れる名もなき池(通称:モネの池)から、車で約30分の位置にある岐阜県美濃市。ここでは長い歴史を超えて受け継がれてきた独自の伝統文化が、今もなお暮らしの中に息づいています。この情緒豊かな町並みを活かした散策スポットなどを楽しむことができるのです。日本の魅力を再発見できる、美濃市観光のおでかけスポットを紹介します♪

1300年の歴史!美濃和紙紙すき体験

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紙すき体験で作った和紙を用いてできる作品例

美濃和紙はやわらかい肌触りと耐久性、薄くムラのない高い品質が特徴。その中でも「本美濃和紙」はユネスコ無形文化遺産に登録されています。その美濃和紙の歴史や技術、和紙の素晴らしさを紹介する『美濃和紙の里会館』で、紙すきを体験してきました♪
今回行った体験は「美濃判コース」で、障子紙のような綺麗な和紙を作ります!その他にもシャワーをかけて模様をつける「落水紙コース」や「はがきコース」等、いくつかのコースから好みのものを選ぶことができます。 ※美濃判コース1枚500円(予約制)

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体験では職人が実際に使うものと同じ道具を使用します。原料が入った水を桁(けた)とよばれる道具ですくい上げ、上下左右に揺らし、紙を作ります。水がこぼれないよう均等に水が広がるように揺らすのは、想像以上に難しい…!ですが安心してください。スタッフの方もサポートしてくれるので、初めてでも綺麗な和紙を作ることができます♪

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すくい上げ揺すること数回、なんとなく、和紙に近づいてきました。しかしこの段階ではまだまだ水分を多く含んでいます。ここで、事前に選んだ紅葉を好きな場所に置きます。剝がれにくくするために、スタッフの方に薄い和紙を重ねてもらいます。

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そして機械で水分を吸い取ります!自分でできる工程が多いので、できあがった作品には一層愛着が生まれます。

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10分ほど乾燥させた完成品がこちら!つるつるとした触り心地で、とても丈夫な仕上がりになりました。お部屋に飾ってみたり、工作に使用してみたりしてアレンジを楽しんでみてください。

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館内には、展示室や紙に関する売店があります。写真は和紙を使った洋室の生活空間の展示です。和紙の無限の可能性を感じますよね。企画展示も定期的に行われているので、行く時々で楽しむことができます。

■美濃和紙の里会館 (みのわしのさとかいかん)
住所:岐阜県美濃市蕨生1851-3
電話番号:0575-34-8111
開館時間:9~17時(最終入館16時30分)
入館料:大人500円/小・中学生250円
休館日:毎週火曜日・祝日の翌日(火曜日が祝日の場合は その翌日/祝日の翌日が土・日曜日の場合は開館)

ご当地グルメが集結!『道の駅美濃にわか茶屋』で腹ごしらえ

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ランチタイムには、農産物から特産品までそろう『道の駅 美濃にわか茶屋』へ!ここのレストランでは、地元の老舗料亭がプロデュースした本格的な岐阜グルメを味わうことができるんです。

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さまざまな鮎料理をはじめ、飛騨牛を使った料理やご当地グルメ「鶏ちゃん」など、メニューがとても充実しています!季節メニューもシーズンごとに3~7品がラインナップし、岐阜グルメを食べたいときにはうってつけの場所です。

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飛騨牛陶板焼御膳 1580円

飛騨牛陶板焼御膳は、まるで旅館のような卓上コンロで提供され、本格的なクオリティです!長良川を眺められるテラス席もあるので、自然を感じながら料理を楽しめます。地元客でもにぎわう『道の駅美濃にわか茶屋』で、岐阜の恵みを堪能しましょう。

■道の駅美濃にわか茶屋 (みちのえきみのにわかちゃや)
住所:岐阜県美濃市曽代2007
電話番号:0575-33-5002
営業時間:8時30分~18時(イベント開催時は変更する場合あり) 休業日:元旦

たのしいおいしい!うだつの上がる町並みを散策

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「うだつが上がる・上がらない」という言葉の由来になった町並みが美濃市にあることをご存じですか。火災が起こった時に燃え広がるのを防ぐために造られた防火壁「うだつ」は、裕福な家しか造ることができませんでした。江戸時代商人の町だった旧美濃地区では、この「うだつ」が今でも多く残っていて、伝統的建造物群保存地区にも選定されています。そんな「うだつの上がる町並み」では、当時のまま残る旧家や、建物を活かしたカフェなどがあり、散策を楽しむことができます!

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旧今井家住宅入り口

うだつの上がる町並みでまず訪れてほしいのが『旧今井家住宅・美濃資料館』です。ここは江戸時代中期に建てられた美濃市最大規模を誇る商家で、この建物のうだつは最も古い形式を残しているので、入る前に注目してみてください!

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