狭いお部屋だからオシャレにできない…とインテリアを楽しむことを諦めてはいけません。せっかくの一人暮らし、工夫に工夫を重ね、自分好みのインテリアを楽しみましょう。20㎡台のワンルームで、とびっきりオシャレなインテリアを楽しんでいる3名を紹介します。どのお部屋もテイストが異なるのでさまざまなヒントが見つかるはず。
■ROOM1.植物や花が映える26㎡のインテリア
インテリアコーディネーターとしてご活躍中の zocha さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、26㎡ほどの1K。南東向きで二面採光、とても日当たりがよかったのが決め手というお部屋は、「カラフルと植物とお花」をテーマに、楽しく空間をつくられています。
築浅で、ブルーグリーンの壁紙がアクセントになっている約9畳の明るいお部屋。
IKEAで購入されたというくすみグリーンのキャビネットを、お部屋のフォーカルポイントに。
午前中に光が入る窓際にはIKEAの折りたたみできるダイニングテーブルを配置。
毎週、お花を買っているというzochaさん。キャビネットの上のディスプレイは、飾るお花の色にあわせてバランスをとって変えているんだそう。とても素敵な習慣ですね。
自分らしいインテリアのルールで、素敵な空間をつくられていた zocha さん。全体のバランスに気を配れば、こんな風にカラフルで楽しい空間をつくることもできるんだな、とたくさんのヒントをもらったお部屋でした。
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■ROOM2.ミニマルで豊かに暮らす、25㎡ワンルームのインテリア
apartment301さんが一人暮らしをしていらっしゃるのは、25㎡のワンルーム。熊本の震災で、部屋にあるものの多くが壊れてしまったことをきっかけに、ミニマリスト的な暮らし方へと変わられたという apartment301 さん。お部屋を拝見すると、「なんとなく、あって当たり前」と思っていたものでも、「なくても、こんなに豊かな暮らし方ができるんだな」と、驚きの連続です。
お部屋の広さは25㎡。部屋にある家具は、ベッドとスツールが2個、シンプルなコートハンガーだけ。
木製フレームに畳をはめ込んだベッドは、YouTuber「建築家二人暮らし」さんがデザインを手がけた「部屋を広くする家具【LIVING BED】」。クラウドファンディングで手に入れたものだそう。
洋服の数は年間通して20着ほど。オフシーズンの衣類は収納の上部にしまっていて、クローゼットにかかっているものはごくわずか。余ったスペースは、身支度のスペースとしてお店のようにディスプレイし、使われています。
料理が終わったら、いつもこの状態にリセットするというキッチン。使う道具は、圧力鍋とstaubの鍋がひとつずつ。フライパンはありません。自分のつくる料理を考えたら、それで十分だったそう。
以前はたくさんお持ちだったという食器も、震災で多くが割れてしまったこともきっかけに、この木箱2つ分に収まる量まで減らされています。