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[メンタル不調を改善する食事法]医学博士が教える、鬱・落ち込みを撃退する「最強野菜」トップ3

ライフスタイル

うつ病などのメンタル不調で医療機関を受診している人の数は、増加傾向にあります。メンタル不調が脳と関係していることはすでに解明されていますが、根源的な原因は内臓にあることが明らかにされつつあります。そこで、メンタル不調の原因に迫りながら、内臓の健康を維持する食事法と最強野菜について医学博士の岩崎真宏さんに語っていただきました。

お酒を飲んだ翌日は、野菜を食べて肝臓を集中ケア

――毎日野菜を食べるのが理想的ですが、外食などでは十分に摂れないときもあります。その場合はどうすればいいですか?

「確かにそうですね。抗酸化作用や抗炎症作用のあるトップ3の野菜を毎日食べるのがベストですが、難しい人は多いと思います。その場合、お酒を飲むなど肝臓に負担をかけた際、翌日に肝臓の保護・修復を目的に野菜を積極的に食べるようにしましょう。ただし、健康診断で肝機能の低下が明らかな人は、なるべく毎日野菜を食べることをおすすめします。血液検査のALT、γ-GTPという項目に注目し、検査結果が基準値より高ければ野菜を食べることが改善につながり、問題がない人は予防策として野菜中心の食事を無理のない範囲で心がけてください」

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『野菜は最強のインベストメントである』(フローラル出版)

教えてくれたのは…岩崎真宏さん

医学博士、管理栄養士。病院で管理栄養士として働き、食事を変えると治療薬の効果が上がることを実証。その後、医学的根拠のある栄養学を実践するために独立。運動指導者、医療スタッフ、保育士、介護士、アスリートなどを対象にヘルスケア人材の育成と雇用創出、コンテンツ開発を行う教育事業を開始し、病気になってからではなく、健康なうちから使いこなせる栄養学を発信している。2017年には一般社団法人日本栄養コンシェルジュ協会を設立し代表理事に就任。栄養学からみた野菜の健康価値と野菜不足の社会課題のギャップ、廃棄野菜などの農業課題を解決するため、ヘルスケアと農業の循環型事業に取り組むベジタブルテック株式会社を創業。近著『野菜は最強のインベストメントである』(フローラル出版)も話題。

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