お腹痩せを目指したりくびれを作るためには、腹筋トレーニングを行うことはもちろん効果的ですが、実は「縮んで硬くなった腹部の筋肉を伸ばすことも大事」って知っていますか? 今回は、くびれを作るための「腹斜筋伸ばし」をご紹介します。骨盤の歪みを調整したり、腰痛の予防・解消にも効果的なので、リラックスしながらぜひ試してみてくださいね。
くびれ作りには「腹斜筋ストレッチ」がおすすめの理由
「腹斜筋」とは脇腹にある筋肉のことで、胸郭の下から骨盤にかけて斜めに走っています。表層部にあるものを「外腹斜筋」、その内側にあるものを「内腹斜筋」と呼びます。それぞれ異なる働きがありますが、主に体幹の安定や姿勢の保持、体幹をひねる動きなどに関わっています。
また、腹斜筋は体幹と骨盤をつなぐようについているため、骨盤のコントロールにも関わっています。デスクワークなどで長時間座っている姿勢が続いている人や、猫背などの崩れた姿勢で過ごしている人は、腹斜筋が緊張して硬くなっているかもしれません。
イラストAC
腹斜筋は鍛えすぎないほうがいい!?
腹斜筋を鍛えすぎたり、筋肉が緊張して硬くなっているままにしておくと、くびれがなくなりウエストが太く見える原因になることも。さらに姿勢が悪化したり、腰椎に負担がかかることで慢性腰痛の原因となったり、骨盤の安定性が失われる原因となる可能性もあります。美しいくびれを作るためには、短く縮んで硬くなってしまったウエスト部分の筋肉を伸ばして、しなやかに整えることがポイントになります。
腹斜筋伸ばしで得られる効果とは
・美しいくびれを作る
・骨盤を正しい位置に調整する
・腰痛の予防・解消
・姿勢改善
・お腹まわりをスッキリさせる
くびれへの近道!腹斜筋伸ばし
①仰向けに寝転がり、左脚の上に右脚をかけて深く組みます。
photo by HINACO
②両膝を右側へ倒して、左のウエスト周りから腰の外側にかけて伸びが広がるのを感じましょう。反対側も同様に行います。
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