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[40代クマ取り物語]美容医療のプロがジャッジ!私のクマ、切るべきですか?

芝先生の診断:裏ハムラ法+オプションでミッドフェイスリフト

軽度の目の下のたるみです。メーラーファット(頬の脂肪)が下垂しているため、目の下のふくらみと頬のふくらみの間に凹みを生じさせてしまっています。その凹みを裏ハムラの脂肪移動でならしていくことと、たるみの改善のために、裏ハムラと同じ術野から、骨膜と筋膜ごと、頬の脂肪を持ち上げて縫合固定する、ミッドフェイスリフトを加えることでよりアンチエイジングが図れるでしょう。凹み部分を指で押すことで目の下のたるみが改善される方にはミッドフェイスリフトをお勧めします。ほうれい線の改善にもつながります。

見積り:650,000円(初診料・再診料無料)

2人の先生に聞いた、「クリニックや手技の選び方」

あきこ先生が語る、クリニックの選び方

学習意欲があり、新しい精神や製品を取り入れようとする先生が信頼できると思います。学会に行かれたり、発表されたりしている先生はSNSで発信している方も多いですし、信頼できるメンバー同士で勉強会なども開いています。パッと見る写真だけで判断をせず、気になる先生や手技があった場合には検索をして、先生方の発信内容を調べてみてください。
また、クリニックに足を運ぶのも大事です。話して信用できる先生か、長いお付き合いができそうな先生かを見極めること。ごくたまに契約するまで帰してもらえない…という悪徳な施設もあります。その場合は警察に通報するなど自衛を。せっかく綺麗になるためにクリニックに行くのですから、明るい気持ちになってほしいと切に願います。

芝先生が語る、手技の選び方

40代のクマ治療では、いわゆるクマ取り“脱脂”を安易に行うことは控えて頂きたいです。脂肪を取られすぎた場合には、下まぶたがくぼむだけでなく、上瞼の凹みで悩む方も多くおられます。そもそも40代以降は、顔の脂肪が減ることで問題が出てくることも多いので、私は脂肪を取らずに温存でき、皮膚を切開せず、余分なものを何も入れない裏ハムラ法を一番に検討すべきだと考えています。ただし、裏ハムラは高い技術の必要な施術ですので、症例数が多く信頼できる医師のいるクリニックに行かれることをお勧めします。脱脂や脂肪注入でもクマは改善できますし、満足している人もたくさんいます。しかし、取った脂肪も注入した脂肪も、元には戻せないので、トラブルがあった場合に次の選択肢が限られてしまいます。皮膚切開についても同様です。であるならば、まずは取り返しのつかない要素が最小限の、治療から検討すべきと思います。
40代のクマ治療に関しては特に、裏ハムラを選択肢に入れて頂きたいですね。

取材/竹永久美子

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