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<2023年秋オープン>代官山の新複合施設に行ってみた!現地ルポ

サステナブルなショップへも立ち寄りたい!

廃棄寸前のロスフラワーを販売する「ALL GOOD FLOWERS」

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カフェ以外にも様々な「サーキュラー」を体感できるショップが楽しめます。
入口では、色鮮やかなお花屋さんが目を惹きます。規格外で市場に出なかったり、売れ残ったことにより廃棄されてしまう予定だったロスフラワーやドライフラワーを展開。そうと聞くと品質が心配になりますが、まさか売れ残りのものだったとは思えないほど、活き活きとした状態でした。花を買いたいとき近くにこんなお花屋さんがあったら、真っ先に行きたいと思いました。

ゼロウェイストな購入体験ができる「CIRTY BIOSK by Totoya」

photo:CIRTY BIOSK by Totoya
photo:CIRTY BIOSK by Totoya

日本初のゼロウェイストなスーパーマーケット「斗々屋」が、京都本店と国分寺店に続き、3店舗目を代官山にオープン。ここでは、プラスチックごみに限らず、ごみ全般をできるだけ出さない生活スタイルを目指し、個包装は行わず必要なものを必要な分だけ購入することができます。ほとんどの商品がデポジット容器に入っていて容器を返せばお金が返金され、さらにマイ容器を持ち込んだ買い物もできます。
気軽に飲んだり食べたりする場所であることを目指し、テイクアウトだけでなく、イートインで食べることも可能です。

充実したサーキュラーコミュニティ

今後「TENOHA 代官山」の敷地内では、サーキュラーコミュニティの拠点として、様々なサステナブルなイベント・活動が開催予定です。月1回開催の「CIRTY MARCHE(サーティーマルシェ)」では地球に寄り添った食材や商品が並んだり、ワークショップやトークイベント「CIRTY CIRCUS(サーティーサーカス)」や、サーキュラーを知る・学ぶための循環型ワークショップ「CIRTY SKOLE(サーティースコーレ)」、カフェのスペースを活用して行われるPOPUPイベントも開催されます。

見えない循環を知るともっと楽しめる

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食品小売業・外食産業における食品リサイクル率が大幅に低いことが社会問題となっています。つまようじや異物が多く混入し肥料化、飼料化には不向きで焼却せざるを得ないとか。

通常は食品廃棄物が出たら、焼却して、埋め立てやマテリアルリサイクルの方式で処理されますが、フォレストゲート代官山などで出た食品廃棄物は、Jバイオ方式でメタン発酵によりガスを発生させ、そのガスで電気を作ったり、残渣(ざんさ)を肥料として再利用。CO2の削減にも貢献します。
これらの「電力」と「肥料」は全てフォレストゲート代官山へ供給されているそうです。

肥料は、協力農家さんとの連携により農作物の育成に使われ、パティシエ(江藤英樹氏)の高品質スイーツ等として生まれ変わるなど、フォレストゲート代官山で今後発売される予定です。
私たちが生きるためにはエネルギーが必要なように、施設運営にも多くのエネルギーを必要とします。心地よく豊かに生きるための街作りに携わっている方たちがいるという事も忘れずに感謝したいですね。

施設まるごとサーキュラーの取り組みを行う新拠点「TENOHA 代官山」で、まずはサステナブルな循環をカジュアルに体感しにきませんか。
代官山という地で都市型の新しいライフスタイルに出会うことができます。

photo / Sheage編集部,arisa

TENOHA 代官山

住所:東京都渋谷区代官山町20番12号 Forestgate Daikanyama内 TENOHA棟
アクセス:東急東横線・代官山駅より徒歩1分
営業時間:CAFE 7:00~19:00、FLOWER 11:00~19:00、CIRTY BIOSK by Totoya 7:00-19:00

https://www.forestgate-daikanyama.jp/tenoha.html
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