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[おとなのソロ部]世田谷「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」でぜいたくパフェをじっくり味わうひとり時間

こだわりのぜいたくパフェを、パフェを構成するひとつひとつの繊細な味わいに向き合いながら食べ進められるのは、ひとりだからこその醍醐味です。「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI(ぱてぃすりぃ あさこ いわやなぎ)」でいただけるのは、細部にまでこだわり抜いた、まるでアートのような宝石パフェ「パルフェビジュー®︎」。完全予約制でほかのお客さんを気にせずにパフェの味わいと美しさだけにとことん向き合う、ぜいたく時間を堪能できます(カウンター希望の場合は予約サイト記載の注意書きに沿ってカウンター席での時間帯にて予約)。

没入感たっぷり。落ち着いた照明とグレートーンの洗練された空間

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東急大井町線等々力駅から線路沿いに歩くこと、約3分。ゆったりとした時間が流れる街の一角に、ひときわ洗練された雰囲気を放っている建物が。こちらが、スイーツラバーなら誰しもが憧れる「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」。2015年のオープン以来、訪れるファンが後を絶たず以前は行列ができることもありましたが、コロナ禍を機に、完全予約制にシフト。人気店ながらも、スマートに入店することができるのです。

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写真奥のカウンターからは、大井町線の列車が走る様子を眺められる。適度に自然光が降り注ぎ、時間帯や天気によっても違うムードが漂う

ガラス張りのドアを開けると、落とし気味の照明にグレーを基調とした洗練された空間が広がります。そこにアートのようなケーキが並ぶさまは、まるで美術館のよう。こちらの内装は、パティシエール・岩柳麻子さんのご主人である建築家・宿澤巧さんによるもの。静かな雰囲気で、お店に入った瞬間、早速、ひとり時間に没入する準備が整いそう。

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店内利用は完全予約制で、利用時間は1時間15分。「パルフェビジュー®︎」の注文は必須です。予約は、1週間前の木曜日17時から予約サイトにて受け付けています。土・日曜、祝日から埋まっていくそうなので、そこを狙うなら早めの予約がおすすめです。予約の段階で決済を完了できるのもスマート。

カウンターでよりひとり時間に没頭したい場合は、予約サイト記載の注意書きに沿ってカウンター席での時間帯にて予約ができます。これも、ほかのお客さんの目線を気にせずお店の雰囲気とパフェの世界に没入できる配慮のひとつです。

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店内の中心がスケルトンのキッチンスペースになっていて、スタッフがパフェやケーキを作る様子をライブ感たっぷりに楽しむことができます。まるでアートのように作り上げられるさまに、思わずため息。

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パフェを入れるグラスは、ビアグラスを使用しているのだそう。「ちょうどいいボリュームになるように、ぎゅうぎゅうに詰めすぎないようにしています」とスタッフさん。パフェの層と層にできる空間までもが、アートのようです。

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カウンター席は、入ってすぐの自然光が降り注ぐ窓際と、店内奥のダウンライトが楽しめる席の2種類があります。今回は、こちらの店内奥の3名がけのカウンターへ。照明を落とし気味のダウンライトの効果で、パフェの姿がより立体的に見え、光の当たり方や、影の落ち方も楽しめます。

隣席のお客さんと最初から最後まで並び席にならないよう、席によって予約できる時間を微妙にずらして設定されているという配慮がなされています。ほどよい暗さで、隣のお客さんも気になりません。美しいパフェを目の前にすると、ここは自分とパフェだけの世界。思う存分パフェを堪能できる空間造りにも、こだわりが垣間見られます。ひとりでの利用が圧倒的に多く、ひとりひとりそれぞれがパフェに向き合いながらじっくり味わうそうです。

予約フォームには「パフェやドリンクの香りも合わせて楽しんでもらいため、過度な香水やオーデコロンをつけてのご来店をお控えください」といった内容の注意書きもあり、いかに五感をパフェに集中させるかの徹底ぶりが伺えます。

いざ、実食。ひとつひとつの複雑な味わいを感じながらいただく

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「パルフェビジュー®︎ オートンヌ」5060円(※ペアリングドリンク付き)

「PÂTISSERIE ASAKO IWAYANAGI」では、常時2種類のパフェが提供されます。2023年10月現在提供されているのは、10月18日(水)からスタートの「パルフェビジュー®︎ オートンヌ」。提供は約1カ月で11月12日(日)までの予定です。同時期に提供されているもう一つのパフェは、栗の甘みに、アクセントとなるさまざまな酸味や香りよいキンモクセイを忍ばせた「パルフェビジュー®︎ モンブラン」。

そのときの旬がふんだんに詰まった、そのときしか食べられないパフェ。岩柳さんは、一度も同じものを作らないというスタンスを続けているとか。わずか1カ月ほどしか味わえないという期間限定のメニューと、この価格。それが、特別感をさらに引き上げています。

価格はそのときの内容によって変わりますが、だいたい5000円〜。ペアリングで付いてくるドリンクは、パフェの味わいに合わせてバリスタが2・3種類をセレクトしたもの。ラインアップはコーヒー、お茶、アルコールです(アルコールはない場合もあり)。

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今回は「パルフェビジュー®︎ オートンヌ」をいただきます。カウンターに運ばれてきたパフェを見て、思わず歓喜の声!この造形美は、食べるのを忘れて、しばし眺めていたいほどです。上にアートのように飾り付けされているのは、ベジチッップス。まるで落ち葉に彩られている街のワンシーンのようで、秋の訪れを感じます。本当に美しい。こうして気が済むまでじっくり眺められていられるのも、ひとり時間だからこそ。思う存分眺めたいけれど、アイスが溶けてしまうのでほどほどに…。

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眺めつつ、思わずいろいろなアングルから写真を撮りたくなってしまいます。あまりシャッター音を響かせないよう、周りへの配慮もしつつ撮影を。どんな角度から見ても完璧な美しさを兼ね備えています。もちろん、上からの眺めも素敵。

上のアイスクリームは、焼き芋ジェラート。七味が添えられた大人の味です。

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内容を詳しく書いたカードと一緒に提供されるので、ここにはこれがのっていて、これはこの味で…と確認しながら、ひとつひとつゆっくりとスプーンを入れて味わっていきましょう。フランス・パリ発の陶器ブランド「アスティエ・ド・ヴィラット」のプレートにのった姿が、凜としていて、なんとも美しい!

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