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洗濯機に入れる順番って重要…?「洗濯物」の汚れをキレイに落とす[正しい水量と洗濯物の量]

ライフスタイル

4児の母で洗濯研究家の平島 利恵です。今回は、汚れ落ちや黒ずみ、ニオイが気になる方に知ってほしい「洗濯のコツ」を紹介します。同じ洗濯機で同じ洗剤を使っていても、汚れ落ちがぐんと良くなるので、是非試してみてくださいね!

洗濯機に入れる順番は関係なし

適量の洗濯物を適正な水量で洗った場合、衣類が洗濯槽の中でよく回り、上下が次々と入れ替わります。そのため、洗濯機に入れる順番は重要ではありません。

汚れを落とすポイントは「洗濯物の量」と「水量」。
このバランスが悪いと、洗濯槽の中で衣類がただ浸かっているだけの状態になり、汚れが残ります。

衣類量の適量は、縦型で8割(槽のステンレスが見えるくらい)

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ドラム式で7割(上部にこぶし2つ分ほどの余裕)

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衣類量により、どのくらい洗濯槽の中で衣類が回るのか、実験しました。

詰め込みすぎは、すべてが無駄に!

衣類を詰め込みすぎると、

汚れが残る
衣類同士が絡まり、痛む
洗い上がりがシワだらけになる
蓄積汚れがの原因となる

といったデメリットが。

洗濯回数を減らすため、詰め込みたくなる気持ちは分かりますが、洗濯の目的は「衣類を清潔にすること」。詰め込みすぎて洗えていない状態では、洗濯にかけた時間・水道代・電気代・洗剤がすべて無駄になってしまいます。

どうしても衣類の量が多くなってしまう時は、水量を「高水位」に変え、たっぷりの水で洗うのがおすすめです。

裏返すかは汚れ次第

衣類には外側から付く汚れと身体から出る汚れの2種類の汚れが付着します。
どちらの汚れを落としたいかにより、そのまま洗うか、裏返して洗うか、判断します。

シミ・食べこぼしが気になるなら、そのまま洗う

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表面にシミがついた時は、シミに液体洗剤を塗布してから洗濯機にかけます。シミを落とそうとゴシゴシ洗いすると、毛羽立ちや、風合いを損ねる原因に。繊維に洗剤が染み込むよう、歯ブラシなどで優しくトントン叩き込みます。

ニオイ・黄ばみが気になるなら、裏返す

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身体から出る汚れを落としたいときには、アルカリ性洗剤がおすすめです。洗濯前に襟袖脇などに、液体洗剤を塗布してから洗濯機にかけると、蓄積汚れやニオイ戻りを防ぐことができます。

皮脂・汗汚れは、洗濯機にかけるだけでは落とし切ることが難しいため、黄ばみ・ニオイを徹底的に落とすなら、アルカリ性洗剤×お湯でつけ置き洗いし、繊維の奥に染み込んだ汚れを溶かし出しましょう。

汚れ落ちを左右する、すすぎの回数

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衣類の汚れは、洗剤がキャッチし、洗濯機の水の中に溶かし出します。
すすぎ不足で洗剤が衣類に残ると、"洗剤がキャッチした汚れ"が衣類に戻ってしまいます。

すすぎの回数を増やすと、ニオイ・黒ずみ・汚れ落ちは大きく変わります。1回すすぎで節水しても、汚れが残っていては、洗濯にかけた時間・コストがすべて水の泡に。すすぎ1回の洗剤でも、すすぎは2回以上行うのがおすすめです。

特に、お肌が弱いご家族がいる場合は、洗剤成分よくすすぐことで、お肌への刺激を減らすことができます。

洗剤・柔軟剤は多すぎも少なすぎもNG!

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