横山 光昭(よこやま みつあき)
家計再生コンサルタント。ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役。
お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで15000人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は、60万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)や『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、累計300万部を突破。お金の悩みが相談できる店舗を展開するmirai talk株式会社の取締役共同代表も務める。
■身の回りを整理してムダなモノを処分
賃貸マンションに住んでいる人であれば、ムダなモノの保管場所として家賃の一部を支払っていることになります。「不必要なお金は払わない」という意識が薄い人ほど、節約意識が欠けた、お金の貯まらない生活になりがちです。
●着ていない洋服は処分!
まずクローゼットを開けてみて、1年以上着ていない衣類から片づけてみてください。すると必要不可欠な服がどれかわかると同時に、衝動買いした服の多くはムダになっていることにも気づくはずです。この機会にこれからは衝動買いを控えるよう、処分しながら心に刻んでおいてください。
●食材のムダ買いを減らす!
次は、冷蔵庫の中を見てみましょう。お金の貯まらない人の冷蔵庫はつねに食べ物でいっぱいになっているもの。計画的に買い物をせず、スーパーやコンビニで目についたモノを気分次第で買い込むからです。そのため賞味期限にも無頓着になって食べきれずに腐らせてしまい、結果としてムダ使いをしていることになります。
夕食にスーパーマーケットで割引の惣菜を買うひとはお金が貯まらない!?
「夕食は、いつも割引のお惣菜を買っている」「洋服もバーゲン品しか買わない」。そうやって節約しているのに、なぜかお金が貯まらない……。そんな方々のために、貯金のプロ・横山光昭さんが、賢いお金の貯め方を教えます。
【教えてくれたのは……】
横山 光昭(よこやま みつあき)
家計再生コンサルタント。ファイナンシャルプランナー。株式会社マイエフピー代表取締役。
お金の使い方そのものを改善する独自の家計再生プログラムで、これまで15000人以上の赤字家計を再生。書籍・雑誌への執筆、講演も多数。著書は、60万部を超える『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)や『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、累計280万部を突破。お金の悩みが相談できる店舗を展開するmirai talk株式会社の取締役共同代表も務める。
■得する買い物・損する買い物
どうしても買いたいモノと、この値段だったら買ってもいいモノ。あなたはこの2つの違いをよく理解し、お財布の紐を締めて買い物に出かけていますか?
値引き商品やバーゲンでのセール品を買うと、多くの人は得をした気分になるでしょう。ところが実際には、これら特売商品を買うのは得になっていないばかりか、むしろ損であるということを肝に銘じておくべきです。
たとえばバーゲンで値引き商品を買ったとします。それが以前から欲しかったモノならお得ですが、多くの場合、そうではありません。「まあ、この値段だったら買ってもいいかも」そんな曖昧な気分で、場の空気に流されるように、特に必要でないモノを買っているはずです。
“この値段だったら買ってもいいモノ”とは、このことを指します。そしてそういう買い物を繰り返すのは、まさしく浪費以外のなにものでもありません。
(引用:『書くだけでお金が貯まる未来家計簿』)
文・編/FASHION BOX
※ 本記事は『steady.』『1年で100万円貯まるすっきりお片づけ生活』『書くだけでお金が貯まる 未来家計簿』に掲載された過去の記事を再編集したものです
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