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「そんな世界でいいんだっけ?」2024年に向け、改めて読みたい16のことば

丁寧な職場をつくる

「丁寧に仕事をするって、なんて素敵なことなんだろう。こういう丁寧な現場で仕事がしたいし、こういう丁寧な現場をつくりたい」(飯島奈美 / フードスタイリスト)

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「おいしくないと、見えてしまう」 映画の裏側をつくり上げる飯島奈美さんの料理制作

Akiko Kobayashi / OTEMOTO

売ることは尊い

「日本人はものづくりには尊さを感じるけれど、高い値段をつけて売ることには尻込みする。安いことが良いことだという感覚が浸透してしまっているからではないでしょうか」(宇土寿和 / ユーティーオー社長)

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洗濯機で洗っても縮まないカシミヤセーター。岩手県北上市でつくる高級ニットが世界に進出

Hidemi Shinoda for OTEMOTO

楽な方法ではできない

「伝統的な方法にこだわっているわけではないんです。大変だから楽な方法を試したけれど、同じ品質の紙ができなかった。それで今でも昔ながらの方法でつくっているんです」(尾崎製紙所4代目 / 片岡あかり)

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「少なくとも1000年は保つ」 世界の名だたる美術館で土佐和紙が使われる理由を知っていますか?

写真提供:片岡あかりさん

敷居を上げない

「場所と人がなければ、ものはつくれない。『敷居を上げない工芸』を続けていくことが、地域への貢献にもつながると思っています」(馬場匡平/ マルヒロ社長)

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B品を売っていた会社は倒産寸前。波佐見焼のマルヒロが大切にする、フレキシブルな工芸の形

写真提供:有限会社マルヒロ

買わない選択は幸せ?

「伝統的な文化が途絶え、都会でも地方でも同じ景色が広がる。僕はそんな世の中でいいんだっけ、と思うんです」(深井喜翔 / KAPOK JAPAN創業者)

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「SDGsは大事」でも着る服がない人に。老舗アパレル4代目が開発した、木の実からできた新素材ダウン

Akiko Kobayashi / OTEMOTO

分業の中の自分を知る

「『分業』は与えられた仕事だけしていればいいと思われがち。ですが、前後の工程とのつながりや全体における自分の作業の意味を理解し、有機的に仕事をつないでいかなければ、いいものづくりはできません」(加藤洋 / カリモク家具副社長)

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木目を見て揃えるのは人の手で。工芸と工業をバランスさせるカリモク家具のものづくり

Asami Saisho

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