iPhone向けの最新ソフトウェア、「iOS 17.4」が公開されました。
今回のアップデートで、セキュリティの向上や、「ポッドキャスト」の文字起こし機能などが利用可能に。
知っておくと便利な5つのポイントを詳しくご紹介します。
1. 「iOS 17.4」で頷く人などの新絵文字を使おう
「iOS 17.4」で特に注目されているのが、ベータ版「iOS 17.4 Public Beta」で紹介した新しい絵文字。
首を縦や横に振るスマイリーや、ライムなどの絵文字が予定通り実装されています。
従来左向きのみ展開されていた人々のイラストには、右向きの人物像が仲間入り。
それぞれの肌や髪色の変更も行えるので、よりバラエティ豊かになった絵文字をぜひチェックしてみてくださいね。
2.「ポッドキャスト」に文字起こし機能が登場
オーディオストリーミングサービスを楽しめるデフォルトアプリ「ポッドキャスト」は、新たに文字起こし機能を搭載。
左下のボタンを押すと、英語やスペイン語などのオーディオ再生時に、音声を文字起こししたテキストが表示される仕組みですよ。
テキスト部分を選択すると、翻訳機能を掛け合わせて使うことも可能。
外国語の勉強目的で、この機能を使ってみるのも良いかもしれません。
3.「App Store」で課金状況をまとめて確認
「App Store」では、アプリへの課金状況をまとめてチェックできるようになりました。
確認方法は、アプリ右上のユーザーアイコンをタップ。
次に『購入履歴』へと進みましょう。
履歴ページには過去90日間に購入したアプリ、またはアプリ内で課金した金額が一覧で表示されます。
出費の見直しをしたい方は、ここで最近の課金状況を把握してみて。
4. 盗難デバイスの保護機能がパワーアップ
「iOS 17.3」に追加された、iPhone盗難時のセキュリティ機能『盗難デバイスの保護』も、より強力にアップデートされていますよ。
まず設定アプリの『Face IDとパスコード』から、『盗難デバイスの保護』へと進んでください。
これまでは本機能をオンにすると、ユーザーが普段使用する場所から離れた時のみ、デバイス上の重要情報を保護する仕組みでした。
でも今回新たに『常に』の項目が追加され、どの場所にいても万全のセキュリティ体制を敷くことができるようになったんです。
この機能を有効化していると、クレジット情報へのアクセスなどにFace IDが必要になるため、ご自身のライフスタイルに合わせてセッティングするのがおすすめ。