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島根県の「神話の里」にある博物館に、泊まった人だけが体験できる神秘的な空間がある

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奥出雲多根自然博物館支配人の名和亨さん

かつて、鉄が流通する街道の宿場町としてにぎわっていた奥出雲町の佐白地区。過疎化したふるさとに再び泊まれる場所をつくりたいという創業者の夢を、国内外で化石や標本をコレクションしていた2代目が実現したのでした。

博物館に泊まるために県外からも人が訪れるようになったことから、2021年9月には、博物館の近くにあった築80年の古民家を地域の人たちの手で改装し、一棟貸しの宿泊施設「奥出雲百姓塾」としてオープンしました。

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「奥出雲全体が、歴史や自然を楽しめる博物館のようなものと広くとらえ、『泊まれる博物館』から『暮らせる博物館』を目指しています」と名和さんは話します。

ワーケーションや二拠点生活などの長期滞在も想定した、泊まれる博物館と百姓塾。いずれもナイトミュージアムを利用できます。

Photo:Akiko Kobayashi / OTEMOTO

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OTEMOTO

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