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SANUが山岳地域に2週間で別荘を建てる理由。「鹿から見てかっこいい建築を目指す」

新たな拠点を開発するにあたっては、独自に策定した「生態系に基づく開発手順書」に基づき、植生調査や生態系調査をしたうえで、伐採の量を最小限にしているといいます。福島さんはこう話します。

「敷地内だけでなく、地域全体で見た自然のバランスと持続可能性を調べ、レポートで可視化するようにしています。日本の自然の約4割は人工林で、メンテナンスにも人が介在する必要があります。セカンドホームの竣工後も、周りの自然を含めて長期的にメンテナンスをし、より豊かな自然の状態を保っていきたい」

「自然の楽しさと同じくらい、自然の怖さや災害とどう向き合っていくかも大切なこと。総合的に取り組んでいく必要があります」

SANUは2024年2月、社会や環境に配慮した公益性の高い企業の指針となる国際的な認証制度「B Corp(B Corporation)認証」を国内の不動産領域で初めて取得しました。環境を悪化させないこと(サステナブル)を超えて、再生を目指すことを「リジェネラティブ(自然再生)」と呼び、アクションレポートを公開しています。

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