こんにちは、フルーツ大好き、ヨムーノライターのKanakoです。
夏に旬を迎える桃。豊かな香りと甘み、ジューシーな食感が魅力で、この時季の楽しみにしているという方も多いはずです。
しかし、桃は傷みやすいフルーツ。キッチンに数日置いておくとあっという間に完熟状態になってしまいます。
そのため、食べ切れなくて保存方法に困った経験があるという方も多いのではないでしょうか?
そこでヨムーノ編集部が桃農家さんから仕入れた保存方法を再現してみました!
桃農家さんおすすめの桃の保存方法とは?
桃農家さん直伝の保存方法は、ずばり冷凍。
確かに冷凍フルーツや野菜など、多くの食材は冷凍して保存することができますが、桃を冷凍するという発想はなかったため、なんとも斬新です。
やり方はとても簡単で、桃をよく洗い、そのままチャック付きビニール袋に入れて冷凍庫にいれるだけ。常温で自然解凍したら、そのまま食べられます。
保存可能な目安は、約1カ月とのこと。下処理などの手間がなく、洗い物も出ないのがありがたいポイントですね。
実際に冷凍して保存してみた!
桃をよく洗って、チャック付きビニール袋に入れたら、これだけで準備完了!教えていただいた通り、そのまま冷凍庫に入れましょう。
凍るまで、桃は傷つきやすいため、潰れないような位置に入れるようにしてくださいね。完全に凍るまでに半日以上はかかりました。
自然解凍の所要時間や皮の剥き方は?
冷凍庫から取り出し、常温(室温27℃前後)で自然解凍すること約2時間半。表面がしわしわしてきて、やっと桃が溶けました。
常温での自然解凍だとかなり時間がかかるため、電子レンジで加熱したくなりますが、レンチンはダメだそう。うっかりやってしまわないように注意してくださいね。
自然解凍する際、桃に水滴がついて濡れるので、キッチンペーパーなどを敷いておくと安心。
また、お皿の上で解凍すると下半分だけがなかなか解凍されなかったので、ザルなど熱伝導率が低いものにのせておくのがおすすめです。解凍のスピードも早くなります。
解凍が完了したら、早速切ってみましょう!
少し包丁を入れると、果汁がどーっと出てきてしまいました。それと同時に押さえていた部分の皮がずるっと剥がれました。
皮は少し引っ張るとスルスルと剥け、湯むきよりも簡単なくらいです。
あまりにもずるっと剥けるため、不器用な筆者でも苦労することはありませんでした。今までで1番桃の皮がうまく剥けた気がします。
皮を剥いたら、カットして種を取り除けばすぐに食べられます。
しかし、水気が多く、桃がふにゃふにゃしているため、種の部分で悪戦苦闘。最終的には、種と実の間に包丁を入れ、少しずつ種から実を剥がすように取り除きました。
ひとりで食べるなら、そのままかぶりつくのが食べやすそうでした!