家の防災はばっちりでも、意外と忘れがちな車への備え。災害はいつどんな状況で起こるか分からないからこそ、車の中にも最低限の防災グッズを備えておきたいですよね。本記事では、車に備える際のポイントや注意点と、車載にも対応する防災グッズをご紹介します!備えていれば渋滞対策にもなりますよ!2024年10月31日 更新
数時間~1晩は過ごせる防災グッズを車に備えておこう
自宅に防災用のグッズを備えたり、備蓄をしている方は多いかもしれませんが、車の中にも「備え」をしていますか?災害は在宅時に起こるとは限りません。お出かけ中や仕事中など、いつ起こるか分かりません。通勤やお出かけ、お買い物に行こうと車に乗っている際も例外ではないですよね。
もし、車に乗っている時に災害が起こったら?お出かけ先で災害にあったら?車中避難をしなくてはならなくなったら?限られた車内スペースにあれもこれもは備えられないかもしれませんが、最低限備えがあれば数時間は安心して過ごすことができます。もちろん災害だけでなく、渋滞に巻き込まれた際にも重宝するはず。
本記事では、車の備えで気をつけたいこと、備えるものを選ぶポイントもお伝えしながら実際に筆者が備えているモノをお伝えします!
車の備えで気をつけたいこと
車の備えで気をつけたいことは、車内の温度が変化しやすいこと。
特に真夏の車内は高温になってしまいますよね。高温になると、保管ができないものも。備える際は、温度変化に対応するか確かめた上で、用意すると良いでしょう。
車にもトイレの備えは必須「携帯簡易トイレ ニューミニマルちゃん」
生理現象である、トイレは災害後数時間以内に直面する問題。空腹は我慢できてもトイレは我慢できないですよね。災害時だけでなく、渋滞に巻き込まれた際や車で長時間移動する際も「トイレを我慢した!」という経験がある方は多いのでは。最終手段として車内で用を足せる備えがあれば気持ちも楽ですね。
車内にトイレを備える場合、車外に出してトイレをする/車内でトイレをする場合で備える非常用のトイレも変わってきますが、車内で用を足すことを考えると、女性や子供は狭い空間・揺れる車内で携帯トイレを手に持って用を足すのはハードル高め。少しでも安定した状態で用を足せるように、座席に座って用を足せるタイプだと使いやすいです。
筆者は、座席に座りながら用を足せる携帯簡易トイレを車内用に備えています。組み立ても複雑でなく、耐荷重強度は80キロ。コンパクトですが大人も使用できます。一緒にトイレットぺーパーや、目隠し用にブランケットなどがあると万全ですね。
車内に常備できる保存水「グリーンケミーThe Next Dekade 10年保存水」
防災と言えば「水」を意識的に備蓄する方も多いのではないでしょうか?水は生きていく上で必要不可欠ですよね。
水なら「出先でいくらでも購入できる!」と思うかもしれませんが、何かが起こってからだと皆考えることは同じなので、長蛇の列ができたり、完売してしまったり、そもそもお店もあいているとは限りません。車内に数時間~1泊くらいはしのげる水があると安心ですね。
水を車内に常備しておくうえで気をつけたいのは、耐温度域。夏の車内は高温になり、冬の車内は低温になるので、のせっぱなしにしておくものには注意が必要です。
筆者は車内用には「グリーンケミー The Next Dekade 10年保存水」を常備しています。「-30℃~80℃のサイクルテストを行っております」とパッケージに記載があるので、これなら真夏の車内でも直射日光などがあたらなければ大丈夫そう。
10年保存水なので、頻繁に入れ替えなくて済むのも嬉しいポイントですね。
車内で保存OK!「まじめなお菓子ミレービスケット」
普段から、おやつとしてミレービスケットが大好きな筆者ですが、車内での保存OKタイプのミレービスケットがあるのをご存じですか?
水と同じように、車内が高温になると食品の保存はどうしてもむずかしく、置けるものも限られてきますが、最高80℃~最低-30℃に対応したミレービスケットなら大丈夫。
万が一、車内で過ごさなくなった場合の貴重なエネルギー源になりますし、普段から「おいしい!」と食べているものは、不安な環境下でも安心感に繋がります。
製造から5年の長期保存ができる上に、パッケージには「災害用伝言ダイヤル117」の利用方法や、「JAF」のダイヤルも記載されており、万が一の際も心強いアイテムですね。