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子供や会社用の備えに便利な「防災サコッシュ」。防災士が用意する中身とは?

防災リュックよりもっと気軽に・身軽に必要最低限のものを備えられる「防災サコッシュ」。軽くて持ち運びしやすく、子供用や会社用などいろんなシーンで備えることが可能なんです。本記事では、防災サコッシュを用意しておくメリットや実際に備えている防災士宅の中身を一例に、たっぷりご紹介します!2024年10月31日 更新

リュックだけじゃない。防災サコッシュを用意するといいこと

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避難用の持ち出し袋と言えば、「防災リュック」を思い浮かべる方が多いと思いますが、近年「防災サコッシュ」を用意している人が増えているのをご存じですか?

防災士である筆者も、実は数年前から防災サコッシュを備えています。

子供用の非常持ち出し袋に最適

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5人家族の我が家は、子供が3人。本来ならば、人数分の防災リュックを備えておくことが理想なのかもしれませんが、収納スペースの兼ね合いや、万が一の際も在宅避難がメインと想定されること、備え始めた当時子供がまだ重いリュックを背負える年齢ではなかったことから子供用の非常持ち出し袋として「防災サコッシュ」を備え始めました。

筆者と同じように、防災リュックを用意するにはまだハードルが高い……でも最低限は備えておきたい!そんな方に防災サコッシュはおすすめなんです。

車や会社のロッカーに入れておいても

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サコッシュなら、その持ち運びのしやすさ、手軽さから自宅以外の備えにもぴったり。

例えば、普段勤め先が遠い場合は、最低限必要なものをサコッシュに詰めて会社のロッカーに置いておいても良いですし、旅行で知らない土地に行く際にスーツケースやバッグに入れて持って行ったり、車に必要なモノを入れて常備しておいても良いですね。

防災用にどんなサコッシュを選ぶ?

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防災用サコッシュに特別な決まりはありません。お手持ちのサコッシュで大丈夫ですが、もしこれから新調したい!という場合は、「防水加工」や「撥水加工」が施されているものを選ぶと、万が一雨に濡れた際も中身が濡れにくくて安心です。

筆者が実際に使っているサコッシュは、無印良品の「撥水サコッシュ」撥水加工が施されていることと、ほどよい大きさ、カラーバリエーションも豊富なので子供別に備える際にサコッシュの色で誰のものか文字が読めない子供でも手に取ることができる点が決め手でした。
※画像は過去の商品です。現在はカラーバリエーション等変わっておりますのでご確認ください。

また、サコッシュに防災用の笛もつけてすぐに使えるようにしています。

防災サコッシュの中身は?

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サコッシュは、リュックほど容量がないので中身は必要最低限になります。あれもこれもは入れられないので、まずは「ないと困るもの」を基準に考えるといいですね。

中身は使う人やシーンにより変わりますが、我が家が入れているモノを一例にお伝えします。

アルミシート

寒い季節や、体が濡れた際に体温の低下を防いでくれるアルミシート。防災グッスとして100円ショップなどでも購入が可能です。選ぶ際は、カサカサ音がしにくいタイプのものだとなお良いですね。

携帯トイレ

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生理現象であるトイレは我慢ができないですよね。万が一トイレが使えない場合でも、トイレができるように、携帯トイレも入れています。女性はティッシュも一緒に。

現金&緊急連絡先

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急に避難をしなくてはならない際、家族が一緒にいるとは限りません。今は電話番号も携帯に登録していて暗記していない場合が多いので、家族の携帯の番号や会社・学校の連絡先、避難所の場所を記載したカードも入れています。家族の写真を入れておいても良いですね。

現金は公衆電話の使用や、レジ機能が止まりお釣りが出ないことも考慮して小銭を多めに入れています。

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