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[おとなのソロ部]大阪「パームガーデン舞洲」で宇宙船のようなエアストリームに泊まるソログランピング体験

大阪市内から車で約20分の距離にあるベイエリア・舞洲(まいしま)。「パームガーデン舞洲」は大阪市内で手軽にグランピングや日帰りBBQができる施設です。なかでも注目はソログランピング。海を望む芝生敷きの広々としたサイトには、アメリカ・オハイオ州で製造される高級キャンピングカー「エアストリーム」が配されています。海沿いの広々としたサイトでどんなステイができるのか詳細をレポートします。

秘密基地みたいなキャンピングカー「エアストリーム」に泊まれる

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「パームガーデン舞洲」はまるで宇宙船のような流線型の「エアストリーム」に泊まれる宿泊施設です。「エアストリーム」はアメリカ・オハイオ州のジャクソン・センターで製造される高級キャンピングカーのブランドです。アルミ製で時代を超越した斬新なデザインはまるで宇宙船のよう。第1号モデル「クリッパー」が誕生した1936年以来、アルミの外装をリベットでとめるというスタイルを一貫し、1970年頃まではほとんどモデルチェンジを行いませんでした。「パームガーデン舞洲」では古きよきアメリカのヴィンテージ感が楽しめるようにと実際に現地で使用されていたキャンピングカーを輸入。ものによっては半世紀前の「ヴィンテージエアストリーム」もあり、セピア色のオールドアメリカを体感することができます。

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まずは部屋のなかをチェック。取材をしたのは2000年初頭に作られた比較的新しいモデル「スタンダード」のエアストリームです。ドアを開けるとすぐにキッチンとダイニングがあり、必要なものはすべて揃っています。キッチンには冷蔵庫、電子レンジ、包丁、まな板、電気ポット、コップ、カトラリー一式、ダスタークロスを完備。
エアコン完備。テレビやWi-Fiもあり、キャンピングカーなので造りはコンパクトですが、設備はホテルさながら。シャワールームにはシャンプー・リンス・ボディソープ、ドライヤーやタオル、歯ブラシもあり、基本的なアイテムが揃っているのがうれしい。

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部屋のいちばん奥まった場所にベッドがあります(写真はツインベッドタイプ)。限られた空間でも快適に過ごせるよう、デッドスペースを活用した収納が用意されているベッドルーム。パジャマも用意されており、寝具はふかふかでした。

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キャンピングカー前にはウッドデッキが広がり、快適な座り心地のリクライニングチェアも用意されています。たまにはスマホから離れて、広い空と青い海を眺めながらのんびり本を読む至福の時間。あえて何もしない、自由で気ままなひとときを堪能するのも◎。

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ソログランピングプランでは、豆から挽いて飲む「本格コーヒーセット」も用意されていました(無料)。こだわりのコーヒーを自分のために丁寧に入れるちょっと贅沢な時間。ぐるぐるとミルを回して豆を挽いて、ゆっくりお湯を注ぎ入れるとあたりには何ともいい香りが漂います。

ここは本当に大阪市内!? 青い海をのぞむ「ハンモックカフェ」でブランチ

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「パームガーデン舞洲」はアメリカ屈指のリゾート地・マイアミをイメージして設計されており、椰子の木が揺れるサイトは陽気で明るい開放的なムード。ぐるりと景色を見渡せば、まさかここが大阪市内だとは思えないリゾート感が漂います。散歩していたら、青い海を望む絶好なロケーションにキッチンカー「AZURE」を発見!

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キッチンカー「AZURE」の隣には広々としたウッドデッキにハンモックが吊られたなんとも心地よさそうな「ハンモックカフェ」がありました。キッチンカー「AZURE」でフードやドリンクをオーダーすれば、ハンモックを1時間利用できます。

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ハンモックは沖縄本島北部・やんばるの工房で作られている手編みハンモック「方舟(はこぶね)」のプロダクト。南国らしいカラフルで美しいカラーリングと安定感のある乗り心地。チェアハンモックにゆらゆらと揺れながら海を眺めてみました。深く座ってしっかり足が伸ばせるので、体の力がすとんと抜けてリラックスできます。

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「牛ロースのステーキサンド」1100円、「コカコーラ(瓶)」250円

今回キッチンカー「AZURE」で注文したのは「牛ロースのステーキサンド」。ローストされたうま味たっぷりの牛ロースと食感のいいたっぷり野菜がマッチ。久しぶりに瓶で飲むコカコーラとともに、ちょっと豪華なアメリカンブランチを楽しみました。

紫芋のアイス、芋クリーム、蒸したお芋、芋けんぴなどが入った、まさに芋づくしのパフェ。食感が異なるいろいろな芋を一度に味わえる、芋好きにはたまらないデザートです。甘さ控えめで芋本来の素朴な風味を味わえるところもおいしさのポイント。
キッチンカー「AZURE」、「ハンモックカフェ」は11時から18時まで(※12〜2月の平日は休業)

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©パームガーデン舞洲

瀬戸内海に面している舞洲は「日本の夕日百選」にも選ばれている夕日の名所です。晴れていれば夕日が海の方向へと沈み、空と海が黄金色の光に包まれる美しい光景が眺められます。神戸と淡路島を結ぶ明石海峡大橋までを見渡すパノラマがサンセットからトワイライトに至る瞬間は絶景。海沿いの広場に設置されたベンチから眺めるといいですよ。

キャンプ未経験でも安心。プライベートデッキでソロバーベキューと朝食

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「ひとりきままにBBQ」セット/©パームガーデン舞洲

ソログランピングプラン(1名1万3110円〜)のうれしいところは、夜と朝の2食が付いているところ。しかも夜はエアストリーム前のプライベートデッキで気兼ねなくソロバーベキューが楽しめます。施設内にはアウトドアに精通したスタッフが常駐しているので、キャンプ未経験でも心配ご無用。バーベキューは牛ステーキや有頭エビ、ムール貝のアヒージョなどがセットになった「ひとりきままにBBQ」。燻製機と食材(ベーコン・チーズ・ソーセージ)もあらかじめ用意されているので、おつまみを作るのも楽しみですね。なんとデザートにはメガマシュマロも用意されています。

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「朝ごはんのバーガーセット」 ※写真は2人前、季節により内容変更あり/©パームガーデン舞洲

朝食はクーラーボックスに入れて、部屋まで配達してくれるという至れり尽せりのサービス。ハンバーグにバンズ、とろけるチーズ、ハッシュドポテト、レタス&ピクルス、サラダ、ポタージュスープ、ヨーグルト、ジュースがやってきました。自分で料理しなくてもいいから、妙にゆとりがあることを実感。たまにはこんな贅沢もいいですね。

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