柚子と鶏肉の鍋
柑橘系の香りがアロマのように部屋中に広がるのが好き。レモンやかぼすもオススメ。柑橘類は煮込みすぎると苦味が出るのでさっと引き上げて。(内山さん)
<材料&レシピ>
❶ 出汁昆布・鶏肉(今回は手羽元と手羽中)・日本酒を土鍋に入れ、ひたひたの水を入れ、1時間コトコト煮込む。
❷ 食べる寸前に柑橘のスライスと青ネギを入れ、火を止める。
ペアリングしたお酒
昔ながらの辛口の純米酒。米の旨味が鶏肉と相性よく、柑橘系の香りを引き立ててくれます。熱燗でも。花笑み 純米 ¥1,559
ロールキャベツ風ポトフ
私の帰りが遅くなる時に作り置きしておく定番鍋。スープでキャベツをしゃぶしゃぶして肉団子を包んで即席ロールキャベツ風にしていただきます。(内山さん)
<材料&レシピ>
❶ お好きな野菜(今回はニンジン・ペコロス・じゃがいも・蓮根・セロリ)とローリエ・水・ベーコン・スープの素(コンソメキューブなど)を鍋に入れ、野菜に火が通るまでゆっくり煮る。
❷ トマトジュースを加えて塩胡椒で味を調え、最後に肉団子(合挽肉・塩胡椒・みじん切りにした玉ねぎ・卵・パン粉)を加える。
ペアリングしたお酒
合挽肉やベーコンの燻製香と共に楽しめる豊かな樽香のある芳醇な白ワイン。ヤルデンシャルドネ ¥3,410
きのこの薬膳鍋
<材料&レシピ>
❶ 豚バラブロック(3㎝の厚さに切る)・にんにく3片・しょうが・長ネギ青い部分・クコの実・なつめ・干し椎茸・花椒・紹興酒・塩と水を鍋に入れ、豚肉が柔らかくなるまで煮る(圧力鍋で20分加圧でもOK)。
❷ 食べる際に、お好みのきのこを入れ、サッとしゃぶしゃぶする。食べる際は、塩・ごま油・ポン酢など好きな調味料でアクセントを。
乾杯からシメまで、鍋を囲むことで生まれる ストーリィのある時間が好きです
内山さん
鍋は、乾杯から始まって、食材を加えてシメの麺やリゾットまで、温かい空気感がある。鍋が我が家の冬の食卓の主役になるのも、そんな会話が広がるストーリィのある時間が好きだから。
吉田さん
準備したらキッチンからはなれて、一緒にテーブルについて鍋時間を楽しめるのもいい。
内山さん
お互いに仕事で訪れる旅先で珍しい調味料を見つけては、「これ鍋に良さそう!」なんて、味変のスパイスにするのも楽しい。
吉田さん
その味変で、シンプルな鍋も飽きずに食べられる。
内山さん
バランスよく食材がとれる鍋は健康にもいいものね。「ずっと元気でいてね」と、いつもその気持ちを込めて用意してます(笑)。
ペアリングしたお酒
都内に数か所ある酒屋『籠屋』のオリジナルビール。アクセントにコリアンダーを使っていて薬膳料理と相性抜群。『籠屋』は、料理とのペアリングのアドバイスも適格。華休 ¥580
◇ 冬の我が家は、「毎日鍋でも!」というくらい
結婚してから4度目の冬を過ごす内山さん、吉田さんご夫婦。仕事のことから何げない会話まで、夕食のテーブルを囲む時間は、お二人にとって互いの思いを共有する大切な時間。
「外食もたまにしますが、家でゆっくりと夕食を楽しむことが日常です。なので飽きがこないように、今日は和食、明日は洋食と先々のメニューをある程度組み立てて食材を買い出ししています。夫も私も、昼間は仕事の現場でお弁当をいただくことが多いので、夜は温かいものが食べたくなりますね。なので、冬は自然と鍋が食卓に上ることが多くなります。夫は、『毎日鍋でもいいよ!』と言うくらい(笑)」(内山さん)
〈内山さん〉カシミアTシャツ¥39,600(コズ マニュファクチャード バイ ラッピンノット/ウメダニット)パンツ¥49,500(シー/エスストア)ピアス[片耳]¥99,000リング[上]¥451,000[下]¥308,000(すべてビズー/ビズーカスタマーサポート)〈吉田さん〉セーター¥99,000パンツ¥99,000(ともにカナーリ/コロネット)Tシャツ¥39,600(ヤコブ コーエン/ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店)