白ベースの空間にエバーフレッシュが良いアクセントカラーになっています。一人暮らしの住まいではお花を飾ることがあっても、植物は置いていなかったと話すmaasaさん。新しい暮らしが新しいお部屋の楽しみ方の発見にも繋がっていました。
賃貸の限られた空間の中で、お気に入りがギュっと集められているのが壁面に沿って作られたディスプレイスペース。
「シェルフを置いてディスプレイスペースをつくりたいなと考えていました。友達に相談がてら話をしたのをきっかけによいアイテムを紹介してもらってつくることができました」
お友達が「好きそうなやつあったよ」と教えてくれたのが、京都の「ものや」さんのもの。
「家具っていうより、ディスプレイで使われてるような什器みたいなやつが好きで、去年韓国に旅行行ったときに雑貨屋さんで見て好きだったものがあったんです。それを一緒に見ていた友達が紹介してくれたことで知りました」
「オーダーしてから3ヶ月ほど待ちましたが、待った甲斐がありました。お部屋の中でも置く場所を変えたり、組み変えたりしながら、その時々で好きなディスプレイを考えるのが楽しいです」
ディスプレイのアイテムとも親和性が高そうな盆栽は、一緒に住むパートナーの好きも活かされたアイテムになっています。
「什器を購入したものやさんが京都のお店のため、和の要素が感じられるアイテムも取り入れたいと思っていました。辿り着いたのが盆栽で、植物が好きな彼に育ててもらっています」
「好きなものに囲まれた暮らしは自分を幸せにしてくれると思っている」と話すmaasaさん。ディスプレイスペースのアイテムは、1つのテーマで統一させるのではなく好きな思いを大切にしてに集められています。
「アンビエンテックの照明は、什器や盆栽の和のテーマとは異なりますが美しいシルエットでずっと欲しいなと思っていました。4段階に明かりが調節できますが照明を付けていないときでも見るだけでうっとりするアイテムになっています」
飾るアイテムを変えてみたり、什器そのものを組み換えてみたり。スッキリとした空間だからこそワンポイントでも変化が付けられるスペースがあるとお部屋の楽しみ方が広がりますね。
こだわりのインテリアが楽しめるのは、ひとつひとつのアイテムが際立つ空間づくりにポイントがあります。
「クリーンで澄んだ雰囲気を作れるように、ベースは白で部屋づくりをして、色数は増やしすぎず、グリーンや小物で色を足すようにしています」
「大きな家具は、基本的に白、シルバー、ベージュの3色のみで色数を絞って構成しています。そうすることで全体にまとまりが出ますね」
お部屋のベースカラーとなる床は慎重に選ばれていました。
「前の住まいは濃い茶色だったので、インテリアとの差別化もできていたのですがこの住まいは白っぽい木のフローリングだったこともあり、カーペットタイルを貼っています」
「最初はマーブルっぽい柄を考えていましたが、当てて見た時に、モダンな感じになってしまって今のカーペットに変更しました。柔らかい印象とともに床に座って過ごすのも気持ちよくなったので選んで良かったです」