新宿から30分！立川の旬を味わう“ごちそう旅”へ「SORANO HOTEL」宿泊レポート【グルメ編】

続いてご紹介するのは、色彩の美しさに惹きこまれる「あじさいかき氷」。鮮やかなブルーは、バタフライピーのハーブティーを合わせたシロップによるもの。自然の色だからこその美しさにうっとりします。

八丈島産レモン100％の果汁をかけると、濃青から紫へと、ゆっくり色を変えていきます。色の層が美しく重なる様子は、まさにあじさいそのもの。ずっと眺めていたいところですが、溶けてしまう前にいただきます…！

氷の上に載った、雲のようなもこもこの泡も気になります。こちらはレモンと大葉のモヒートで作られているそうで、香りも味わいもすっきり。蒸し暑いこの時季にぴったりです。

不純物を含まない立川・福島氷室の氷は、口溶けがよく、とにかくなめらかな味わい。ふわふわだからこそシロップの味がしっかり染みていて、どの面から食べ始めても満足感があります。楽しみはこれだけではありません。食べ進めていくと立川産のブルーベリーを使ったアイスが顔を覗かせたりと、最後までワクワクした気持ちでいただけます。爽やかなレモンと甘酸っぱくコクのあるブルーベリーの組み合わせは、気温も湿度も高い梅雨を、ポジティブにしてくれる一品です。

パフェにもかき氷にも飲み物のセットがあり、どちらもティータイムメニューの中から二杯選ぶことができます。駅から歩く道のりで少し汗ばんでいたので、まずはアイスの「黒豆グリーンルイボスティー（写真左）」を注文。甘さと香ばしさのバランスがちょうど良かったです。パフェとかき氷で涼やかな気持ちになり、二杯目はホットの「東京紅茶（写真右）」をセレクト。すっきりとした味わいですが、奥行きのある甘さも感じられました。

続いて、翌朝の朝食メニューをご紹介します。「初夏のごほうびスイーツ」と同じく、ダイチノレストランにていただきました。肉・魚・野菜の3種類からメインディッシュを選べます。野菜は動物性の原料が使われていないため、ヴィーガンの方にも対応。

いずれも「立川産ブルーベリーと自家製甘酒のスムージー」・「ブルグルのサラダ」・「自家製豆腐」の前菜がつきます。それぞれ優しい味わいで、目覚めたばかりの心と身体をゆっくり起こしてくれるようでした。

サラダには、蒸して乾燥させたデュラム小麦を粗く挽いた「ブルグル」が入っています。小さな粒でありながらプチプチ食感が楽しく食べ応えがあり、想像以上にお腹にたまる感覚がありました。