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[8/18〜8/24の運勢]8月4週目の運勢はどうなる?SUGARさんが贈る12星座占いをチェック!

今週のかに座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

笑いを掘り起こす

今週のかに座は、まず笑うことから選びうる選択肢をここぞとばかりに広げていこうとするような星回り。

ゲーテ晩年の作品で、男女四人が織りなす一種の恋愛小説である『親和力』(柴田翔訳)に登場するオッティーリエは、その日記の中で次のように書いています。

「人間がその性格を際立って示すのは、何にもまして、彼が何をもって笑うべきことと見なすかによってである。」

あなたもまた、自分の中の「ぶれ」や「ふり」を大きく揺さぶり、増幅させてくれるものとどれだけ向き合っていけるかがテーマとなっていくように思います。

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今週のしし座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

生きるリズムを整えて

今週のしし座は、胸の奥に吹き込んではひやりとさせる「精神的な秋」を体感していくような星回り。

『秋風と共に生えしか初白髪』(夏目漱石)という句のごとし。

和歌以来、「秋風」という季語は単なる気象現象ではなく、盛りを過ぎた自然や人生にふっと影を差す、寂しさと清らかさとを帯びた季語として機能してきました。秋風が吹き始めると、だんだんと草はしおれ、空は澄みわたっていきますが、それは同時に、もう戻らぬ夏や若さへの惜別を含んでいるのです。

あなたもまた、ひそかに人生後半の景色を垣間見ていくことになるかも知れません。

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今週のおとめ座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

観る

今週のおとめ座は、頭の活動のために眼を酷使するのでなく、ただ眼を眼として使っていこうとするような星回り。

現代社会では、テレビにパソコン、スマホなど、視覚に訴えかける情報源が溢れており、無意識のうちに視覚に頼った情報収集や行動が多くなりがちですが(収集している情報の8割は視覚から得ているという指摘もある)、その結果、現代人は単に眼に頼りすぎている状態を超えて、眼の使い方そのものが下手くそになってしまったのかも知れません。

その点、14歳の頃に一級の陶芸品を買って以来の陶芸鑑賞家であった青山二郎は、「眼を頭から切り離して、純粋に眼に映った物だけを信じる」という経験に裏打ちされた信仰の持ち主でもありましたが、「眼の引っ越し」という随筆を執筆しています。

あなたもまた、「眼の使い方」の上手い下手ということについて、改めて意識してみるといいでしょう。

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今週のてんびん座の運勢

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illustration by ニシイズミユカ

受けた傷に人間として対すること

今週のてんびん座は、みずからを深い成熟へ導いてくれるような傷を愛でていこうとするような星回り。

『洋梨に縦一本の傷がある』(藤田哲史)という句のごとし。

「洋梨」という果物のやわらかい質感と、そこにすっと入った「縦一本の傷」という対比が印象的な一句。傷があるからこそ、洋梨の丸みや色合いがより深く感じられるように、私たちの人生もまた、小さな痛みや欠けによって、はじめて深まっていくものなのではないでしょうか。

あなたもまた、いつの間にか負っていた傷や、消せない負の痕跡をごまかしたり消そうとしたりするのではなく、まずはそれに気が付いて、しかと引き受けていきたいところです。

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