住まいが変わっても愛せるエンツォ・マーリのDIYシリーズ
木材と設計図だけで完成する、イタリアのデザイナー・エンツォ・マーリによるDIYシリーズ。松阪さんはこの家具の考え方に強く惹かれて、自宅の棚や作業机を自作しています。
「精密につくり込まれた家具も好きだけど、自分で“これでいいか”って決めながら作る家具も好きなんです。多少ズレてても、使っていくと馴染んでくるから不思議です」
最近では次に住む家も見据えて、「持ち運びやすさ」や「再組み立てのしやすさ」も意識して設計しているそう。
「家具って、つくったあとが始まり。暮らしの中でアップデートしながら付き合っていくものだと思ってます」
このシリーズを通じて、“暮らしは完成させるものではなく、手をかけながら育てていくもの”という考え方が、より深く自分の中に根づいたと松阪さんは話します。
「今の家は実家なので制限もあったけれど、次はもっと理想に近い場所で、またゼロから家具を作っていきたいです」
手を動かしながら、自分たちらしい暮らしをつくっていく。道具にも、住まいにも、「作る」という選択肢を持ち込むことで、暮らしはもっと自由になる。そんなふうに、これからの住まいへのまなざしも、静かに動き出しているようでした。
松阪さん(@takuya_matsusaka)のInstagramアカウントはこちら
text & photo : Tsubottle
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出典: goodroom journal
記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)
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