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[投資を始めたい]投資初心者のヒントがここに! カリスマ個人投資家・テスタさんの格言10選

「カリスマ投資家」として、熱狂的な人気を誇るテスタさん。総利益100億円以上の成績を持つ彼の、投資初心者に役立つ格言をお届け。BAILA世代に投資やマネーリテラシーもレクチャー!

格言①「大きく勝つよりも、コツコツと利益を積み上げるのが大事です」

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20年をかけて地道に利益を積み上げていったテスタさん。「元手は、約300万円。利益が出たら売却し、売ったお金でまた株を買い……と、コツコツと繰り返しているうちに20年以上がたちました」
そんなテスタさんの投資方針は「一回で大儲けを狙わない」こと。マイナスを作らず、小さな利益を積み上げる、リスクを抑えた売買を徹底しているそう。2011年には資産1億円を達成。個人投資家の中で、1億円以上の利益を出した人の通称・「億り人(おくりびと)」の仲間入りを果たすことに。

株式投資を続けるテスタさんですが、モチベーションは一体どこにあるんでしょうか?
「住まいにかけるお金です。投資を始めた頃は、5万3000円のワンルームに住んでいました。その後、利益を上げる度に少しずつ家賃の高い部屋に引っ越していき、『家賃の分は利益を出すぞ!』と、やる気を高めていましたね」

詳しくはこちらをチェック!:総利益100億円を達成できた理由って?【テスタさんに聞く株式投資のギモン】

格言②「投資で労働以上の利益を受け取り、インフレ時代に対応を」

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「まじめにお仕事を頑張っている方ほど、投資にも目を向けて欲しいです」とテスタさん。
「これは資本主義の仕組みなのですが、会社員をしている方にとっては、実際に働いた分よりも少ない額しか手元に入りません。それはなぜか。収益と人件費の差額で会社経営は成り立っているからです。例えば月給30万円の方って、実は30万以上の労働をしているわけですよね。一方で、株式投資では、ある企業の株を買って”株主”となり、その企業の利益を分けてもらうことができます。普段、組織でしっかり働いている人ほど、投資で労働以外のお金を受け取りに行ってみるのもいいんじゃないかなと僕は思います。搾取されている分を取り返しに行くんです(笑)!」

さらに2022年から始まった日本のインフレ政策にも「対策を講じたほうがいい」とも。

「今、日銀では年2%の物価上昇率を目指しています。国が経済発展のために行っている政策なので、悪いことではありません。年2%の上昇率と聞くとあまりぴんとこないかもしれませんが、10年たつと今よりも20%以上物価が上がることに。その分、お給料も上がるといいけれども、そううまくはいかないかもしれないですよね。となると投資の力を借りて、年2%以上の利益を自分でコツコツ作ることが必要になってきます」

詳しくはこちらをチェック!:そもそも投資ってやったほうがいい?【テスタさんに聞く株式投資のギモン】

格言③「株はギャンブルではない。そして負けなければ、おのずと勝ちになる」

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株式投資と言われてまず思い浮かぶのは「……え、それってギャンブルなんじゃないの?」というイメージ。テスタさん、株とギャンブルって何が違うんでしょうか?
「そうですね。混同される方も多いと思いますが、違います。宝くじや競馬などのギャンブルには、胴元(どうもと)と呼ばれる主催側がいます。参加した人の出資金や利益の一部は、この胴元に吸い上げられる仕組みに。一方で、株式へ投資する場合は成長を見込める企業にお金を出し、利益が出たら分配金を受け取ります。これは“経済は上がっていく”という資本主義のルールに基づいて行うものなので、胴元はいません」

「まずは“一度に大きく勝とう”と思うのはやめましょう。

株式投資=一攫千金的なイメージがありますが、僕は、トータルで利益を増やせればよいと思っています

。投資を始めてから6年目で資産1億円に達しましたが、これも、勝つよりも負けを減らすように努力した結果、たどり着いたもの。たとえば僕の場合、最初はスキャルピングやデイトレードといった、超短期~短期の売買から始めました。当時はアルゴリズムが発達していなかったので勝ちやすい手法だった、という理由もありますが、手持ちの資金を株式市場に晒しているのが長くても1日以内と、負けるリスクが少ないと思ったからでもあるんです」

詳しくはこちらをチェック!:ギャンブルみたいなものじゃないの?【テスタさんに聞く株式投資のギモン】

格言④「世の中にワクワクできる人は投資に向いているかも!」

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市場の値動きに連動した投資信託などと違い、自分で銘柄を見極めて、個別の株を購入する株式投資。難しいイメージがありますが、向き・不向きはあるのでしょうか?
「正直なところ、向き・不向きはあるような気がしています。向いていると思うのは、株の銘柄についてワクワクできる人。もう少し簡単に言い換えると、世の中で起こっているモノやコトに好奇心を持てる人だと思います。不向きな人は、その逆になるのかもしれないですね」

情報収集が苦ではなかったことが「向いている」実感につながったというテスタさん。
「僕の場合、とにかくたくさんブログを読んで知識をつけました。株式投資を始めた2005年頃は、ちょうどブログ全盛期だったので、株式投資について書いている人がたくさんいて。皆さんの手法や投資方針などをワクワクした気持ちで読んでいました。『上手な人って、こうやって利益を出しているのか~』と感心したり。中には『明日、ここ一番の大勝負をかけます!』とか、ドラマみたいな展開の日記もあってワクワクしました(笑)。手法も手元の資金も違う、毎日300人ぐらいの個人投資家の方のブログを読んだと思いますが、まったく苦痛ではなかったですね。調べているという意識すらなかったです」

詳しくはこちらをチェック!:向いてる人/向いてない人、どっち?【テスタさんに聞く株式投資のギモン】

格言⑤「日常の中で、時間やお金をかけずに学ぶ方法もある!」

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プロが銘柄の選定や運用をしてくれる投資信託と違って、個別銘柄への投資となると、「自分で勉強しなくてはいけない」というイメージが。勉強に充てる時間やお金もそれなりにかかりますよね?

「もちろん、ある程度の勉強や努力は必要です。でも、“経済学をみっちり学ぶ”、“専門紙を購入する”など、肩に力を入れすぎなくても大丈夫だと思っています。僕も、最初の頃こそ株の勉強のためにある程度の時間は費やしましたが、今はテレビのニュースも見ていないですし。経済の専門紙を読むこともしていません。ネットニュースや、Xで流れてくる株に関する情報をチェックしているぐらいです」

そして「特に今の時代は、お金を使わなくても株式投資への理解を深められるツールはいっぱいあります」とも。

「ChatGPTを活用してみてください。たとえば『A社の決算内容を教えてもらえますか?』、『過去10年で黒字利益を出した年はありましたか?』、『黒字は何年続きましたか?』など聞けば、答えてくれるでしょうし、分からない部分が出てくれば、自分が調べるヒントになりますよね」

詳しくはこちらをチェック!:ちゃんと勉強しないとダメ?【テスタさんに聞く株式投資のギモン】
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