古くから多くの文学者が訪れた軽井沢。矢ヶ崎川のほとりに明治から昭和まで活躍した詩人・小説家の室生犀星(むろうさいせい)の詩碑が立っていました。
この通りの途中には、明治に造られた軽井沢初の教会「軽井沢ショー記念礼拝堂」もあります。
旧軽井沢銀座通りの旧中山道の道しるべ
避暑地の森を歩いた後は、旧軽井沢銀座通りにも足を延ばしてみます。
もともと旧軽井沢銀座通りは江戸と京都を内陸で結んだかつての中山道。当時の面影を探しながら歩くのも歴史好きにはたまりません。
日中とは違って、朝の通りはひとけもまばら。ほとんどのお店は開店前ですが、老舗ベーカリーは朝から営業しているのでお目あてのパンを見つけにのぞいてみましょう。
オリジナルのアロマオイル
そろそろチェックアウトの時間が近づいてきました。館内のスーベルニールショップで、ホテルオリジナルのおみやげを探します。
客室のアロマデュフューザーにも使われていたオリジナルオイルは各3300円。
オリジナルトート
「オリジナルトートバック」(写真左)1550円、「ランチバック」1480円。浅間山が見守るホテルが描かれています。
オリジナルマグネット
北陸新幹線や浅間山など軽井沢らしい絵柄がてんこもりの「オリジナルマグネット」700円は、海外の観光客に大人気とか。
オープンエアのスーベニールショップ
旧軽井沢銀座通りにもコンテナを利用した小さなスーベニールショップがあります。
いよいよチェックアウトの11時、北軽井沢の名湯をはじめ、旬の地野菜を使ったイタリアン、森林セラピー効果も抜群な旧軽銀座通りの散策などで、心身ともにリフレッシュした1泊2日のステイでした。できれば、暖炉の美しい炎が映える客室やラウンジで、もう1泊ゆっくりしたいと思ったほど。
10月中旬から見頃を迎える矢ヶ崎川のもみじ狩りや、ウィンタースポーツ客でにぎわう冬の軽井沢も楽しそうです。
いつかまた「ただいま」と帰ってきたくなるような、「グランディスタイル ホテル&リゾート 旧軽井沢」。自分の別荘のようにのんびりとくつろげるのが、いちばんの魅力だと感じました。
■GLAMDAY STYLE HOTEL&RESORT KYU-KARUIZAWA
グランディスタイル 旧軽井沢 ホテル&リゾート
(ぐらんでぃすたいる きゅうかるいざわ ほてるあんどりぞーと)
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢691-1
TEL:0267-41-6021(代表/フロント)10~18時
チェックイン:15時~
チェックアウト:~11時
料金:1名3万5000円~(2名1室、「ラグジュアリーツイン」利用の場合)
アクセス:JR軽井沢駅から徒歩約26分、または上信越道碓氷軽井沢ICから車で約20分
Text:Ayako Goto
Photo:Eiji Muraoka
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