ゴワつきやカサつき、くすみを感じるのは〝夏枯れサイン〟なんです。そんなとき、ついやってしまうNG美容とは?
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目次 ★ 夏が長くなり角層が分厚くなり、 酸化も進む!
夏が長くなり角層が分厚くなり、 酸化も進む!
長い夏を越えた肌は、酸化が進み角質も厚くなるため、ゴワつきやくすみ、毛穴詰まりが起こりやすくなります。今は焦って美容液を重ねるより、まず汚れと古い角質をしっかり除去することが大切。オイルクレンジングやピーリングで肌をリセットし、乳液でバランスよく潤すこと、さらにインナーケアも忘れずに。肌本来の力を引き出すことが、美肌への近道なんです。
【NG1】クレンジングはミルクか拭き取り
夏の間は汗も皮脂もすごく、エアコンで乾燥も気になり秋口は“潤いを守らなきゃ”とオイルは封印。ミルクや拭き取りでサッと落とすだけにしていました。(モデル、サロンオーナー・丸山悠美さん)
オイルクレンジングでしっかり洗浄して! まだまだ過剰な汗と油分が出る時期。実は10月でも皮脂の分泌は活発。酸化した皮脂の詰まりを残すと、くすみ・ニキビ・肌荒れの原因に。オイルクレンジングは「潤いまで奪う」と思われがちですが、30秒で乳化し、すすぎ後につっぱらないタイプを選べば、必要な油分は守りつつ汚れだけをオフ。後の保湿や美容液の浸透もぐんとアップします。
【NG2】ビンカン肌だからピーリングなんてもってのほか!
肌がヒリつきやすいのでピーリング化粧品は使っていません。夏が終わると特に「肌が敏感になっているはず」と思い極力マイルドな洗顔だけを使うようにしています。(佐藤絢子さん・主婦)
ビンカン肌でも角質ケアはできる! 感肌でも、処方を選べば角質ケアは可能。古い角層を放置すると、化粧水や美容液が入りにくくなり、ゴワつき・くすみ・乾燥悪化の悪循環に。今の時期こそ〝分厚くなる前〟にやさしい酵素洗顔や炭酸泡、マイルドピーリングでケアを。透明感もハリ感もよみがえり、肌の巡りがスムーズになりますよ。肌がゴワついて角化する前に予防ケアを。
【NG3】いつだってリッチな濃厚なクリーム一択!
秋になると急に肌のつっぱりが気になりリッチなクリームをたっぷり重ねていますが朝起きるとベタつきや、メークも崩れやすくなった気が。(山田志信さん・主婦)
今の時期の保湿は乳液で十分! 秋は乾燥が始まる一方で、まだ皮脂も多く出る季節。濃厚クリームを重ねすぎると、油分過多で毛穴が詰まりやすく、ニキビやテカリを招く原因に。今必要なのは「足しすぎ」ではなく「バランス」。乳液なら水分と油分をちょうどよく補い、肌をふっくら柔らかく整えてくれるので、夏枯れ肌の保湿にぴったりです。
【NG4】日焼け止め&日傘は徹底しているから私は大丈夫
紫外線対策で夏も冬も日焼け止めは欠かさないです。外側だけしっかり守ればOKだと思っていたけど、年齢のせいか、だんだん肌の回復が遅い気がしています。(畑瀬 愛さん・会社員)
内側ケアは必須! 紫外線対策はもちろん大切ですが、それだけではターンオーバーは整いません。肌の生まれ変わりを助けるには内側からの栄養が不可欠。ビタミンB2・B6は皮脂バランスを整え、ビタミンCはメラニンを還元し透明感を、ビタミンAは細胞の再生を促進します。食事やサプリで上手に取り入れることが大切です。
イラスト/平松昭子 取材/沢 亜希子、能美黎子 ※情報は2025年11月号別冊付録掲載時のものです。
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