おしゃれ部屋にしたいけど、どうすればよいのかわからない。そんな時に参考にしたいのが『FUDGE.jp』での人気の連載「【私らしく暮らす】」と、「#myfavorites」。さまざまな間取り、生活スタイルのおしゃれなお部屋や、その部屋で暮らす人が「買ってよかった」と感じたアイテムを紹介しています。今回は連載の中から、懐かしさと新しさが調和する和室のインテリアをピックアップします。
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■ROOM1.2K・28㎡・一人暮らしのインテリア
初音さんのお部屋探しは暮らしたいお部屋のイメージからはじまっていました。
「それまで住んでいた部屋はデザイナーズのコンクリート物件でしたが、土地柄もあってか冷たい印象のお部屋であまり気に入らず、1年ほどで引っ越すことに決めました。
今回のお部屋は、温かみのある空間に住みたいと、実家にもあった和室有りの住まいを探す中で出会ったものです。内見時の印象は、落ち着く空間で陽の光が差し込む様子がかっこいいなと感じ即決でした」
お部屋選びのポイントだった和室は、生活する上でも滞在時間の長い、住まいの中心になっています。
「日当たりの良い畳で本を読んだり、ゴロゴロしたり、和室の空間がとても落ち着きます。趣味で茶道を習っていてお茶も点てるので畳はピッタリですね。SNSでお部屋を見てくださる方もこの空間を気に入っていただいてるようで、仏間と合わせて我が家の顔のような空間になっています」
部屋間の仕切りとなる襖を外して隠すのではなく、壁紙も使ってディスプレイとして成り立たせているところにも良い味が出ていますね。
また、生活する中で、使い方が増えてきたと話されていたのが仏間。手を加えながらディスプレイスペースとしても楽しまれています。
「掛け軸代わりにポスターを貼ったり、お花を飾ったり、使い道がたくさんあって楽しいです。奥行きを出すために、緑色の壁紙を貼ったことで、よりお気に入りの場所になりました」
仏間の中には、初音さんがお家でも、イベントでも使われているという茶道具がありました。特にお気に入りは日ノ出化学製作所のガラスポット。
「直火OKのガラスポットを探していて、この子に決めました。社会人1年目を頑張った自分へのご褒美で買ったものです。コロンとしたフォルムが好きで、お茶を点てる時に使っています。使っている中で、ヒビが入ってしまったのですが、金継ぎをして大切に使っています」
住まい選びのポイントだった和室を、自身の好きな時間を楽しむべく、自ら手を加え、より自分らしい空間へと仕上げられている姿が印象的でした。
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■ROOM2.1DK・29㎡・一人暮らしのインテリア
yoshieさんの住まい探しは、長年間れていた前の住まいからより良い環境をめざしてはじめられたものでした。
「賃貸で良くある廊下に設けられたキッチンの狭さや暗さが気になって、より広く、明るい空間に住みたいと思っていました。場所にはこだわらず探していった中で辿り着いたのがこのお部屋です」
「光を多く取り入れられる幅3mの大きい窓に出窓が二つあるのが魅力的でした。また築古ながらリノベによって張り替えられたリビングの琉球畳にも惹かれましたね」