大きな窓の外側に設けられた花台には、植物がずらりと並んでいます。「ベランダがない分、花台にガーデンを使っています」
「性格があまりマメな方ではないので、なるべく乾燥に強い植物や多年草を選ぶようにしてます。乾燥に強いものだと、管理が難しい方にもおすすめです」
植物は室内にもたくさん飾られていました。「室内でもレイアウトや鉢を変えながら楽しんでいます。高さや葉の種類に合わせて飾り方をいろいろと変えてみるのも楽しいですね」
中でもお気に入りは、出窓におかれたヴィンテージの器。「福生で不定期オープンしているヴィンテージショップdecobocoさんで購入したものです。小さい鉢がピッタリ入る大きさで、植物の鉢として使っています」
和の空間に合わせて取り入れられた灯りもお部屋を彩るポイントの1つ。「道行灯 まるは、 美濃和紙を使った提灯です」
「形が丸くて愛らしく、“たまには食卓の上で。小さな読書灯として。散歩にゆく道々のお供に”というデザインコンセプトが温かみがあって惹かれました」
ペンダントではNorm Architects(ノームアーキテクツ)の照明が印象的。
「こちらは周りがリネンで和室の空間に柔らかな印象を与えてくれると思い購入しました」
「灯りを点けると浮かび上がるフレームのシルエットも綺麗で気に入っています」
住まい選びのポイントになった琉球畳と色合いやテイストを合わせたアイテムを取り入れることで、より魅力的な空間に仕上げられていました。
→このお部屋やお気に入りのアイテムをさらに詳しく知りたい方はコチラの記事をチェック!
■ROOM3. 2K・一人暮らしのインテリア
長らく和室のある住まいを求めて、物件を探されていたという松田さん。現在の住まいは、習慣となっていた情報収集の中で見つかったお部屋でした。
「風情を感じる部屋に憧れを抱いて、和室のある部屋を探していました。ある日、検索サイトにトップに出てきたのが今のお部屋で、すぐに内見を決めました」
「物が多い私にとって収納スペースが多く、築年数はあるものの水回りなども綺麗な室内。大家さんや町のタイムレスな環境にも心を射止められ住むことにしました」
決め手となった和室は、その空間を活かして思う存分に楽しまれています。
「い草の香りや経年劣化を楽しめる畳は味があり、私の癒しスポットになっています。古き良き、昭和の空間を大切にしながら、小物などで今らしさを残すことを意識しました」
和室らしい床の間はレコードを楽しめる場として活用。「前から持っていたレコードラックが綺麗に収まったので、1番過ごす時間が長く目に付く箇所にまとめました」