龍口寺
江ノ島の弁天様の夫にあたる五頭龍が横たわってできたという龍口山の麓に建つ龍口寺(りゅうこうじ)。日蓮聖人の「龍ノ口の法難」の物語や神奈川県下で唯一の五重塔などで知られるお寺です。
桜の季節の龍口寺
このお寺の境内の高台には、まるでインドにでもあるような仏舎利塔が建っていますが、この仏舎利塔付近からは富士山や江ノ島の海を一望することができます。
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■龍口寺
住所:藤沢市片瀬3-13-37
アクセス:江ノ電「江ノ島」駅、湘南モノレール「湘南江の島」駅から徒歩約3分/小田急「片瀬江ノ島」駅から徒歩約15分
拝観時間:9:00~16:00
拝観料:無料
地図 → Googleマップ
江ノ島-茅ヶ崎サイクリングロード
藤沢市の鵠沼海岸から茅ヶ崎市の柳島海岸までは、およそ8kmほどのサイクリングロードが整備されています。湘南の海風の中をサイクリング、気持ちいいですよ!
江ノ島-茅ヶ崎間の海辺のサイクリングコース
サイクリングコースの詳細は、下記の記事をご覧ください。
江ノ島を効率よく観光するモデルコース
最後に、ご紹介した江ノ島の観光名所10選を効率よくまわるルートを地図を見ながらご案内しましょう。
今回は地図の下の方にある湘南モノレールの「湘南江の島」駅からスタートし、まずは「新江ノ島水族館(えのすい)」へ行きましょう。
その後、「江ノ島弁天橋」を歩いて、江ノ島に渡ります。島に渡ってすぐ、青銅の鳥居をくぐると、土産物屋や老舗の旅館などが軒を連ねる「仲見世通り」です。青銅の鳥居の右手には、江ノ島の天然温泉を利用したスパ施設「えのすぱ」があります。
「仲見世通り」の突き当たりからは、長い上りの石段が「シーキャンドル」などのある山頂まで続きます。
ここで力を発揮するのが、「江の島エスカー」という全長106メートルの屋外型エスカレーター。頂上まで石段を上っていくと約20分かかるところ、エスカーならわずか4分でアクセス。
エスカーは3区画にわかれているので、全区画を利用することもできますし、区画ごとに利用することも可能です。江島神社辺津宮、中津宮のお参りも忘れずに!
さて、頂上に着いたら、「サムエル・コッキング苑」と「シーキャンドル」へ。展望台からの海の絶景を楽しみましょう。
次は、江島神社奥津宮を目指して江ノ島の西の方へ進み、奥津宮の南側の小道を2分ほど行くと、「龍恋の鐘」があります。
江ノ島名物「江ノ島丼」。特製の出汁で煮た刻んだサザエの身を卵で綴じたアツアツのどんぶり
奥津宮周辺は、磯料理のお店が何軒かありますので、お昼を食べるのに最適。お昼を食べ終えたら、江ノ島の西の端にある「稚児ヶ淵」と「江の島岩屋」を観光。
そして、帰りにおすすめなのが、「稚児ヶ淵」に船着き場のあるミニ遊覧船の「べんてん丸」。
海上からの江ノ島の景色を楽しみながら、「江ノ島弁天橋」まで戻ることができます。短い船旅を終えたら、あとは龍口寺をお参りするもよし、サイクリングを楽しむのもよしです。