こんにちは、消費者問題に特化した「消費者ニュース」の編集を経て今はフリーで活動しているヨムーノライターetukosです。
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節約で一番悩ましい費目といえば、食費。
食費をもう少し削ることができれば、貯蓄が増えるのではないか……と考えたこともあると思います。
しかし、なかなか思い通りいかないのが現実ではないでしょうか。
ここでは、旬の食材や、スーパーの特売品を買って、まとめて下処理をする簡単・便利なアイデアを野菜中心にご紹介します。
いつもの食材でおかずを1品多く作れるようになれば、そのぶん出費が減りますよ。
健康な食生活に必要な栄養とは?
健康な食生活とは、糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく摂ることです。
糖質とは体のエネルギーとなるご飯やパン、麺類などで、脂質とは様々な油やバターです。たんぱく質とは、体を作る骨や筋肉のもとになる魚や肉、大豆製品などです。
ビタミンやミネラル、食物繊維を含む野菜は体調を整える働きがあります。
これらの栄養素をバランスよく摂ることが大事です。
現代人は手軽なファーストフードを好む人が多く、全体的に野菜不足と言われています。野菜に含まれるビタミン、ミネラル、食物繊維は体の調整を受け持っています。
1日3食とも野菜を摂取することは時間やお金もかかりますが、野菜が特売の時に買って、まとめて調理を作っておくといつでも食べることができます。
理想は8色の野菜を取り入れること!?
赤はトマト、パプリカ、橙はニンジンやカボチャ、黄はトウモロコシ、紫はナス、緑はホウレン草などの青菜やブロッコリー、薄緑はキャベツや白菜など、茶はキノコ、白は長いも、ダイコンやカブなどです。
これらの色を意識して冷凍保存や乾燥保存をしておくと、体に必要なミネラルも摂取することができます。
不足すると困る「ミネラル」とは?
ミネラルは人の体を構成する元素のうちのわずか5%ですが、不足すると様々な不調が表れます。
例えばカルシウムが不足すると骨粗しょう症の原因に、亜鉛が不足すると味覚障害に、鉄が不足すると貧血になりやすいと言われています。
サプリメントでも補えますが、理想は食品から摂ることです。
旬や特売の野菜を「冷凍・乾燥」でムダなく使い切り!
旬野菜は、必要なビタミンやミネラルが豊富に含まれています。旬の時期は価格も手頃なので、まとめ買いして冷凍または乾燥させておくと、健康にもお財布にも優しいですね!
野菜の色別・冷凍と解凍のコツ
食材の持つ旨味と栄養をそのまま保つには、低温で素早く凍らせることです。
小さく切ったり、薄くしたりすると食材が早く凍るので美味しさを持つことができます。
食材が変色しないようにラップなどで包み、更に冷凍用の保存袋に入れるようにしましょう。
赤の代表トマト
トマトは洗って水気を拭き取り、ヘタを取ってラップで包み、さらに冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。ポトフや、シチュー、カレーなどに使う場合はそのまま使います。煮えると皮は簡単にはがれるので調理の途中で取り除きましょう。
橙の代表ニンジン
ニンジンは、専用のスライサーなどで千切りにし、まとめてオリーブオイルで炒めて、冷めてから小分けしてラップに包み、さらに冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。そのまま野菜炒めやみそ汁など何にでも使えます。
黄の代表トウモロコシ
トウモロコシは、皮やひげを取りラップに包んで冷凍用の保存袋に入れて冷凍します。解凍するときは保存袋のふたを開けてそのまま2分ほどレンジで加熱し、ソテーやポタージュなどに使います。
紫の代表ナス
ナスはサイコロに切ってオリーブオイルで炒め、市販のだしと味噌を加えて「なす味噌」を作っておきます。ラップに1食分ずつ小分けして包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍。お湯を鍋にかけて、1つ入れるだけで即席みそ汁ができます。