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もう手放せないふわふわ仕上げ!! 一年中活躍の最強布団乾燥機を発見!

冬に活躍するイメージが強い布団乾燥機ですが、梅雨や夏のジメジメ対策など、通年で活躍する家電なんです! でも温風を出すだけで、どれを買っても一緒だと思っていませんか? 今回は人気の8製品を比較し、乾燥力を徹底検証。温めからダニ対策まで、一年中しっかり使えるおすすめをご紹介します。

天日干しよりダニに有効なモデルも!布団乾燥機は年中使える家電です

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「布団乾燥機」は、温風を出して布団を温め、湿気を取って乾燥させてくれるもの。

冬場にはホカホカの温かい布団が用意でき、夏場はダニの駆除に効果があるので、一年中使える便利家電でもあるんです。

また、なかには布団だけではなく、衣類や靴を乾燥させる製品も出ています。

布団乾燥機があれば「外に干せない」悩みが解決します

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四季のある日本は、一年を通して温度や湿度の差が激しいうえに、天候の変動も多い国です。そんな日本で厄介なのが「布団が干せない問題」。

えっ布団? と思われるかもしれませんが、実はこれがけっこう深刻なんです。

冬には布団がキンキンに冷えて、寝つきが悪くなったり、春には花粉や黄砂が外に飛び交っていて外に干せない悩みが増えてきます。また、そもそも忙しくて外に干す時間がない方も多いですよね。

さらに夏は発汗量が多くなり、梅雨とあいまって布団は湿気を多く含んでジメジメ状態になるなど、さまざまな事情が発生。

外に干すタイミングがないまま放置していると、ダニにとっての最高のすみかになってしまうなんてことに……。

また、天日干しは湿気取りとしては有効ですが、ダニを完全駆除するのは難しいのです。

日が当たる面には一定の効果を見込めますが、ダニも生きているので、日の当たらない裏側や内綿に逃げ込みます。途中で日の当たる面を変えてもいたちごっこで、あまり有効的ではありません。

そんな、悩める布団問題を解決してくれるのが、布団乾燥機なんです。

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最初は、どれを選んでも大して変わらないのでは? と思ってましたが、実際に8製品をテストしたところ、乾燥する力に大きく差があることがわかりました。

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ここでは、布団乾燥機の選び方とポイント、実際におすすめの製品をランキング形式でご紹介します。

布団乾燥機には2つの種類があります

布団乾燥機には大きく2つのタイプに分かれます。一つは「エアマットで温めるタイプ」で、もう一つは「マットを使わず、ノズルを差し込んで温めるタイプ」。

この2種類には、それぞれメリットとデメリットがあります。特徴を知り、自分の生活スタイルに合うものはどちらか知っておけば、購入するときにスムーズでしょう。

[タイプ1]マット有りタイプ

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こちらは、付属のマットを布団と敷布団の間にはさんで温風を送り込みます。

このタイプのメリットは、しっかりとダニ対策ができることと、温風を均一に布団へ送れることです。布団の全方位をマットで包むことにより、ダニの逃げ道をなくします。

デメリットは、一回一回マットを敷かなくてはいけないので手間がかかるということ。また、布団よりマットが極端に小さいと意味がないので、あらかじめサイズは確認しておきましょう。

[タイプ2]マット無しタイプ

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ここでは「マット無し」とは、主にノズルで温風を送り込むタイプをさします。

こちらのタイプは、とにかく設置が早く簡単なのがメリット。ノズルを布団に差し込めばいいだけなので、手軽に利用できます。毎日乾燥したりダニの予防をしたいなら、マット無しがおすすめです。

しかし、マット有りタイプのように温風を均一に送るのが難しいため、ダニの予防はできても駆除にはあまり効果がありません。

毎日こまめに乾燥させたいなら手軽な「マット無しタイプ」を、ダニ駆除をしたいなら「マット有りタイプ」を選ぶのをおすすめします。

決め手は乾燥力とあたため性能“乾燥”をデータで見える化しました

大まかなタイプがわかったら、次は選び方が気になるところ。ですが……。

「布団を乾燥する」というのが布団乾燥機の本来の役割ですが、実際どうなのかは購入前ではわかりません。事実、本体が大きいほうが乾燥力が高いというわけではありませんでした。

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そこで今回のテストでは、選ぶポイントとして重要な「乾燥性能」と「あたため性能」をデータで計測。さらに「使いやすさ」を編集部で比較しました。

なお対象となる布団乾燥機と同じ数の布団を用意し、それぞれ全く同じ工程で検証を行っています。チェックした方法は以下のとおりです。

[チェック1]2日間かけて湿気った布団を再現

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今回はジメジメ状態の布団を再現し、乾燥力をテストします。

そこでまず、布団の頭側、中央、足元の三カ所に一定の距離から霧吹きをしました。そのあと、すべて同じたたみ方をしてビニール袋に詰めています。密封し、2日間寝かせて湿気させました。

[チェック2]乾燥度を温湿度センサーで計測

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温度と湿度を一定時間ごとに計測できる専用のセンサーを使用。計測環境を整えるために、晋遊舎検証部門「LAB.360」の松下所長の立ち合いのもと検証を行いました。

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使用したのは、温度(℃)と相対湿度(%RH)を計測することができる温湿度計。記録間隔は1分に設定して測定しました。

[チェック3]センサーを5カ所に設置

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敷き布団の下には大きめの毛布を用意し、床からの冷気を遮断。敷き布団表面の4カ所と裏面の1カ所にセンサーを設置しました。あたため性能のテストでは、表面の4カ所のみにセンサーを設置しています。

これで、温度と湿度の変化と、隅々まで届いているかがわかります。

センサーに記録されたデータを抽出し、時間経過による温度と湿度の変化をグラフにまとめました。

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運転が終了した時点で掛け布団をめくり、敷き布団表面の温度をサーモグラフィーでも測定しています。

以上が検証方法です。ここまで徹底することで、本当の実力が丸わかりになりました。

では、さっそく気になるランキングをチェックしていきましょう! まずはマット無し部門から発表します。

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