乾燥性能試験はシングルも優秀!ノズルを差し込むだけでムラなく乾く
シングルタイプは20分で乾きました。
あたため性能も抜群!シングルは10分で50℃越え
シングル
あたため性能も優れており、シングルは10分で敷き布団の頭と中央部分が50℃を超えました。
今回ベストバイに輝いたアイリスオーヤマの2製品は双方ともに乾燥にムラがなく、あたため性能も抜群でした。シングルの方が乾燥もあたためも少しだけ速かったです。
残念ながら乾燥速度が一歩及ばずシャープ「UD-AF1-W」
シャープ(SHARP)
プラズマクラスターふとん乾燥機
UD-AF1-W
実勢価格:7999円
サイズ:W24.3×D24.3×H38.6cm
重量:4kg
コード長:1.8m
消臭乾燥:冬60分/夏80分
2位にはシャープの「UD-AF1-W」がランクイン。基本的に乾燥力は高いですが、1位のアイリスと比べると引けを取る点も。
全体の温度はしっかりと下がっており、乾燥力も高いといえますが、足元の乾燥速度で1位と差がついてしまいました。
▼乾燥性能のテスト結果はこちら
湿度変化グラフでは、20分を過ぎたあたりで表面4カ所の湿度が10%までになっており、そこで乾燥が完了しています。
また、裏面も60分後には20%にまで達しているので乾燥力はなかなか高いです。しかし唯一、足元へ温風が届くまで時間がかかってしまいました。
温度変化グラフ、サーモグラフィーを確認すると放射線状に温風が広がっています。しかしそこまでムラはありませんでした。
▼あたため性能のテスト結果はこちら
「ふとんのあたため(全体)20分」で測定しています。運転開始から表面全体の温度がムラになることはなく、均一に上昇していきました。
約10分ほどで全体の温度が40℃を超え、運転終了時には50℃近くまで上昇しているので、あたため性能としては十分といえます。
シャープの惜しかった点は足元の乾燥速度。1位のアイリス製品が10分ほどで乾いたのに比べて、シャープは足元のみ20分ほど時間がかかってしまいました。
あたため性能についても、20分ほどかけての緩やかな上昇。機能としては十分ですが、残念ながらアイリスには一歩届きませんでした。
使用するときは、上部のきのこヘッドを取り出し布団の中央部に差し込むだけ。簡単に準備ができました。
風が広がる「きのこヘッド」を開けば1台3役に早変わり!
本製品はアイリスのような布団に直接載せて使うタイプではなく、床に置いて使う置型タイプ。独自のヘッドを搭載することで風が広範囲に広がります。
衣類乾燥は、上部のきのこヘッドを押し上げるだけでOK。
くつ乾燥モードはくつ乾燥アタッチメントに取り替えて使用します。布団乾燥以外の機能が充実していて、年中出しっぱなしで使い回せる一台です。