花を買う本数に迷ったら1輪でもいいですが、ぜひ3本にも挑戦して頂きたいと思います。
高さを変えて動きを出したり、ボリューム感を出したりと、華やかになりますよ。
ただ、買ってきたそのままの長さで活けると、なんだか「アンバランス?」になってしまうことも。
そんな時には、それぞれの花の茎の長さを変えて、花の向きを左右に振ってみたりとアレンジしてみましょう!
先ほどに比べて、広がりもあり大きく見えますよね♪
1本だけだと短くカットして1輪挿しにすることが多いのですが、3本あると背を高く活けることもできます。
活け方一つでぐっと雰囲気が変わりますね。
端午の節句の花飾り~応用編~
先ほどは3本のアレンジでしたが、最後にご紹介するのは応用編。もっとボリューム感を出したい時にはグリーンを足してみましょう。
今回は、利休草とテッセンを加えました。
応用編なので花の本数を少し増やしていますが、花の高さは変えずに、花の茎部分を隠すようにグリーンをわさっと活けています。
花瓶、グリーン、アイリスの花、とそれぞれグループ分けしながら活けるアレンジ方法で、これを「グルーピング」といいます。
最初はちょっと難しいかもしれませんが、このグルーピングで活けると、モダンでスタイリッシュな雰囲気を演出することができます。
端午の節句に兜やこいのぼりを飾らなくても、花菖蒲やアイリスのお花がちょこっとあるだけで、季節の行事を楽しむことができますね。