2. 愛されることに不安を持つような過去の恋愛経験がある
失恋やだめんずにひどい扱いを受けた過去の経験などがトラウマになって、新しい彼にも疑い深くなってしまったという状態です。
3. 愛されるという状態に懐疑的である(家族関係のトラウマなど)
小さいころの家族関係が殺伐としていたり、両親が不仲だったなど愛情豊かな家族関係を知らないことから来る不安定さです。
疑いのない愛情関係を築けている例を知らないので、安定した愛情関係に懐疑的になるのです。
愛されてる実感を持つにはどうしたらいいの?
本当は愛してくれている彼の愛を疑わず、愛されてる実感を持つためには、自分の問題を解決するのが先です。
問題と向き合って精神的に自立する
「自分に自信がない」「過去のトラウマがある」「愛情関係に懐疑的である」のいずれかで何か思い当たることがあるのなら、今こそきちんと向き合ってみましょう。その上で、精神的に自立することを目指すようにするといいでしょう。
自立を叶えるには、自分が本当にやりたいことを行うのがオススメです。といっても、「夢を叶える」とか「立派になる」とかそういう大げさなものである必要はありません。
たとえば「にこやかに過ごしたい」という願いがあなたにあるのなら、毎日にこやかに過ごしてみる。「理想の自分像」を具体的に考えて、それを日々ていねいに遂行するようにするのです。
くじけそうになっても、がんばって「理想の自分」でいようとしてみましょう。続けていると、必ずや精神的に自立した大人になっていくはずです。
そうやって自立した人になると、どんな相手をも「ひとりの人間として」きちんと評価できるようになります。つまり、彼がしてくれたことを正当に受け止められるようになるのです。
すると、彼の愛に対して不安に感じることが減り、「彼があなたに何をしようと」また、「彼がどんな態度を取ろうと」一喜一憂せずに、あなたが彼を好きだという自分の気持ちに揺るぎない自信を持つことができるようになるのです。
「事実」と「想像」を分けて考える
もうひとつ、より具体的な解決のヒントを申し上げますと、「事実」と「想像」を分けて考える習慣をつけるのも効果的でしょう。
たとえば、彼があなたに「日曜のデートはダメになった」と告げたとします。彼の愛を疑わない女性なら、「そうか、用事ができたのね」と事実を素直に受け止めます。
けれど、愛を疑う女性は「それって、本当? 実は会いたくないってこと? もう嫌いになったの?」と愛を疑います。
「日曜がNG」という事実と「嫌われたかもしれない」という想像を一緒に考えてしまうのです。
事実は事実として受け止めてそれ以上の「想像」部分は考えないようにする習慣をつけるとこのような事態は防げます。
ネガティブな想像をはじめてしまったら、想像するのを止める。「ふうん、そうなのね」と事実だけで納得するとかなりちがってくるのでオススメです。
まずは「疑う心」を捨てよう
せっかく彼氏がいるのに、彼の愛を疑ってばかりでは恋していても楽しくないですよね。
自分が好きで、相手も自分をいいと言ってくれる関係なんてそう築けるものではありません。
この先どうなるかにばかり気を取られるのではなく、今一緒にいてくれることを喜ぶように気持ちをシフトしていくと、一瞬一瞬が輝かしい愛すべき時間に変わっていくと思いますよ。
(にらさわあきこ)